小説的ではあるが、映画化にもなじみやすいユダヤ、ヨーロッパ志向、親との葛藤など若者が通常悩む思いをカット気味と落ち着かないカメラ感でうまく見せている。
そういう意味では昔ながらのテーマを復元しているだけで、新しさはあまり感じないようだが、登場人物の重圧な描写がこの映画の核を成しているので、僕らの周りの人生スケッチとなっていて、観客自らの青春芳香を思わせてくれるのである。
秀作ですね。
そういう意味では昔ながらのテーマを復元しているだけで、新しさはあまり感じないようだが、登場人物の重圧な描写がこの映画の核を成しているので、僕らの周りの人生スケッチとなっていて、観客自らの青春芳香を思わせてくれるのである。
秀作ですね。
「大阪は東京より寒い」と仰っておられましたが、大阪に住んでいる娘が正月に家に来て「奈良は大阪より寒い」と言っていました。(笑)
さて、ヌートリアEさんが選ばれた昨年のベスト10映画。興味深く拝見しました。
最も衝撃を受けたのがミニシアター系映画が圧倒していることです。当地にもそんな映画を上映する映画館が欲しいです。ま、無理でしょうけど。
また、ヌートリアEさんの短評を拝読していると、ミニシアター系映画は優れていると分かります。ヌートリアEさんのブログを時々拝見していますが、圧倒的な鑑賞数から生まれる簡潔にして洗練された鋭い評に何時も感服しているからです。
今年もまた豊富な映画評を拝読させてください。よろしくお願いします。では、また。
アスカパパ