前作「江ノ島プリズム」がとてもいい映画で、今でも何か引きずっている。今回も同じく高校生を取り上げたみずみずしい青春映画だが、、。
仲良し4人組。いつも4人でダベッて仲良し組。それでもいつか彼らにも岐路は来る。それが青春との別れとは言わないけれど、大人になるということは何かを捨てていくことでもあるのだ。そしてその代わりに背中にだんだんと荷物をしょい込むことになる。
いい映画なんだけど、ちょっとベタかな。そして少々優しすぎるきらいがないわけではない。有難迷惑に近い友情。でもやはり感動的ではある。
夜中に商店街で騒ぎ、あちこちの窓が開かれる。普通だったら怒声ばかりが出るもんだと思っていたら、みんな優しい。地方ってそんなものなのかな。ここがちょっと気になる。(まあたいしたことないか)
ラストは〇Xつけない主人公の決着に逆に潔さを感じ取る。でもいいよな。4人が同じ時に同じ方向を見ている。これが彼らがこれから生きる時に力になるんだ。それが青春の強さなんだよね。
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