何か最後まですっきりしませんでした。もやもやする気持ちが存在する。
冒頭からすみません。結構舞台を見ている僕でもたまにこんなことがあります。それほど体調が悪かったわけでもないし、どうしてかな。前日に若い大学生の演劇を立て続きに二本も(しかも、それぞれ140分という長尺版)見てしまったその反動があったのかもしれません。
若い人の演劇はやはりストレートで、もうとにかくエネルギッシュなんですな。そのすがすがしさで心地よい疲れが前日はあった。
本作はある意味、彼らの演劇と対局線を引くものというのかなあ、何か現代に生きる人たちの息苦しさを描いているんだろうけど、その拍動が外に出ず、中にこもっている感じがします。主題がそうなのかもしれませんが、、。
あの、雑誌で人の頭をどつくのに驚きました。やはり暴力をそのまま見せられるのは、、。でも作者はこれをやらざるを得なかったんだろうなあ、、。それが分かってるのにどうもすっきりしない気持ちがどこかにある。
演劇的にはバスターミナルを人生の停留所に例えて秀逸な設定でした。
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