セントの映画・小演劇 150本

観賞数 2024年 映画 86本、 演劇 63本

スター・ウォーズ エピソード3 シスの復讐(2005) (ジョージ・ルーカス)

2005-07-02 23:56:40 | 映画遍歴
まさに映像芸術、堪能させていただきました。今回はストーリーも明確で映画としても骨格のあるものとなっている。予知夢という切り口から運命に翻弄される展開はギリシャ悲劇さえ思わせる。ルーカス本領発揮。

映画は最初から最先端映画技術を屈指した映像ショー。これがルーカスの世界なんだ。

というのも、映画館でスターウォーズを見るのは、小生実は初めてなんでございます。ビデオとはまた違ったイメージを持てるかなあと思っていたが、やはりいつものスターウォーズであった。

最近「バットマンビギンズ」「宇宙戦争」と見ているが、その2作と比較すると、作品的には素晴らしいものがあるが、どうも無機質なんだよね。ルーカスは人間的じゃないのかな。どうもちゃんばらがお好きで、着衣も日本のキモノなので、いまだに黒澤を意識しているのが分かる。映画そのものが子供みたいに好きなんだろうなあ、場面が変わる時、あの昔の映画によくあった右から黒くするとか、もう20編ぐらい楽しんでいる。これが楽しい。しかし、どうもスターウォーズは僕に合わないようで、何か気持ちがさっぱり乗らないんです。あの、プレステゲーム的な映像シーンばっかりに食傷気味になるのかな、僕自身とあまり関係ないところで映画が進行しているからなのか、とにかく乗らないのでございます。この映画も、画面が変わる時の、あのお遊びが僕にとっては今回一番面白かったです。映画そのものの出来はかなりよかったと思いますが、、。
****


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 樹の海 (2004)(瀧本智行) | トップ | ダニー・ザ・ドッグ(2005)(ル... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

映画遍歴」カテゴリの最新記事