女だけの家。当主が亡くなり長い年月全員喪に服している。だから、性的抑圧も甚だしく、長女の結婚話がきっかけに彼女たちは爆発する、、。
それほどその抑圧的なモゾモゾ感が観客に伝わって来ない。音響などかなり考えられており、はっとすることも多いが、場面が一場面限定のためか、セリフだけが舞台の上を駆け巡る。
それでもこの舞台の真打、ラストの女性たちがそれぞれ発露し、哀しい事件につながる過程はやはり演劇的高揚を感じる。
役を演じることの喜びは女優陣全員から感じられた。ロルカの3大悲劇に取り組む気力は十分感じた。
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