等身大の何気ない高校生たちの日常。そこにはドラマはない。淡々としたごく普通の高校生生活。うまいなあ。ラストは小津で締めくくる。映像もずいぶん風格を持ってきて立派になった。脚本がないかのような自然体のセリフ。
そこには淡々とした文化祭までの日常があるだけだ。それなのに、2時間過ぎると切り取られた青春の1ページがまさにそこにある。そのとき初めてひとつのドラマがあったことに気づく。
この映画はそういう意味で新しい映画だと思う。よく映画ではあるストーリーらしきものがほとんどないのだ。ただ高校生の生活を追っているだけなのだ。ドキュメンタリータッチというよりこれこそリアリズムというべきか。
うーん、いい映画だ。大好きです。
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そこには淡々とした文化祭までの日常があるだけだ。それなのに、2時間過ぎると切り取られた青春の1ページがまさにそこにある。そのとき初めてひとつのドラマがあったことに気づく。
この映画はそういう意味で新しい映画だと思う。よく映画ではあるストーリーらしきものがほとんどないのだ。ただ高校生の生活を追っているだけなのだ。ドキュメンタリータッチというよりこれこそリアリズムというべきか。
うーん、いい映画だ。大好きです。
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