セントの映画・小演劇 150本

観賞数 2024年 映画 86本、 演劇 63本

ワイルドライフ (2018/米)(ポール・ダノ) 75点

2019-12-04 20:16:32 | 映画遍歴

アメリカ映画でもたまに切実に実生活を語る映画もある。実に渋い出来である。

視線が14歳の息子からの両親を眺めたものであり、だからこそ真剣で鋭い人生がそこにある。こういう子供のまま大人になってしまった人々は僕らの周りにやたらといて、この話は決して特殊なものではない。それでも子供は成長してゆくんだね。いい終わりです。

キャリー・マリガンがなかなか見せる演技で、久々にいい。ポール・ダノはこんな地味な映画でも映像の視点がしっかりしており、才能を感じる。

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