80分、コント劇の積み重ね的展開で、想像以上に脚本が練られていて、期待以上の出来だ。とにかく面白い。喜劇は観客を笑わせなきゃならんので、本当はとても難しい。でも冒頭の寸劇で、早々とそれを切り抜ける。素晴らしいスタート。
後は、多彩な俳優陣との息もぴったりで、自然感満載。もう客席を乗せたら、彼らの劇はまっしぐら。行くところ、颯爽と前を向くのみ。
あの、時間を止めて、魔王が自分を犠牲にしようとするシーンは、あの、森岡拓磨さんの個性的なイメージからは芯から心に入っていけなかったが、まあ御愛嬌としよう。その森岡さんが一番光っていたネ。彼のあのブラックさを全開させてる。
とはいえ、他の役者さんたちもみな自分の個性を十分出してる。80分、ほんとぅに、久々に笑い続けた。期待以上に、想像以上に、これが初場所とは思えない出来の演劇でした。
でも、まつながさん、最初からこんなの作ってしまって、2作目、プレッシャーにならなきゃいいけどなあ、、。なあんて、そんな玉じゃないよね。ごっつあん!でした。
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