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DRYBONES第4回公演 「オカリナJack&Betty 」(作・演出 竹内銃一郎) 75点

2010-08-08 12:54:50 | 演劇遍歴
冒頭からチェーホフの「ワーニャ叔父さん」の集団朗読。この劇団のやる気を見る。
普通の家庭のリビングに10年前の小学校の教室、そしてバラバラ事件を担当する警察の捜査本部が舞台設定。
演劇では珍しく競馬がネタになっている。誰か好きな人でもいるのだろうか、結構オタクぽくて面白い素材。トウショウボーイがオタスエマンと言われていたなんて知りませんでした。

みんな関東人なの?と思えるぐらいきれいな標準語。今の若者は関西人でもああすらすらと標準語をしゃべれるのだろうか、、。変なところに感心する。

10人近くの俳優の演技はそれぞれ及第点だろう、それよりテーマである「私たちの望むものは、、」というこの演劇の接点が皆目僕にはわからなかった。岡林が描いていた者は恐らく見えぬ革命といった視野だったはず。だからこそ日常の幸せを否定したのだと思う。

でも、何となく素敵な話に見えてくるからこの演劇も面白い。もっと見てみたいなあ。また見に行きます。

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