ソフォクレスの有名劇「オイディプス王」の断片を紡ぎながら、交互に現代若者の生態を描くという大胆な演劇であるが、通常の演劇からかなり遊離しているので、吾輩のようなお年寄りにはついていけず、かなり苦労しましたぞや。
2時間、38名もの役者が出演する。場面は10を超えるが、それでも若者たちの熱気は観客に十分伝わってくる。彼らの、彼らの言葉で考えた演劇。それは第三者からはわからぬ言うに言われる思いがあるのだろう。
出口を出ると、出演者全員の彼らの明るい解放感が僕にも伝わってきた。若さって素晴らしい!
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