この作品は、映画的テクニックはそれほど鋭いわけでもないのに、またカメラワークがたいそう切れがあるわけでもないのに、腹の底から沸々と静かに湧いてくる確かで強いこの思いは一体全体何なのか、、。
90歳になるかという老人の思いがテーマである。ホロコーストから逃れるも、現実世界では3人の娘から自宅を取り上げられ老人ホームに放り出されようとしている。ある意味彼にとってはそれは悪夢だったナチ収容所送りと一緒 . . . 本文を読む
まあスマホが必需品であると同時に凶器にもなっているという現実を大いに警鐘してくれているのは使っている本人が一番分かっていることです。わざわざ説明しなくても、とは思いますが、そんなこと映画界では関係ないんだね。
それにしても中田秀夫の演出、こんな凡庸になってしまったのかなあ、、。エンドクレジットで中田の名前を知り愕然。
あの、北川景子さんの取り換え話なんか、脚本をそのままスルーさせた罪は多いので . . . 本文を読む
バッドマンと間違え見てしまった吾輩。なんだそういう映画か、と見て行く始末。その発明物語は日本人的には面白くはないが、
途中から思いがけない心の不倫が介在するようになってから俄然この映画は活気を呈してくる。映画って、やはり心を描くものですよね。その基本論を認識し、また少々安心してこのインド映画を見終わる。
恐らく本国ではヒットした作品だと思われるが、前半どうも入り切れず、、。 . . . 本文を読む