セントの映画・小演劇 150本

観賞数 2024年 映画 73本、 演劇 45本

オフィス・イースト・クラン「胎動」(作・やまぐち かなた 演出・有野 黒樹)(アトリエ・スペース) 80点

2017-07-09 17:48:12 | 演劇遍歴
劇は結構卑近な話を装い進行する。ラブホが舞台となる。そこにいる中年女性。受付をしているが、人生を捨てた風情でもある。うーん、これはと思っていたら、何と直球の女性の、女性による、女性のための演劇が展開されてゆく。 これは参ったなあ。男性の入り寄る場所がありません。題名の胎動も実際劇の最後に観客はしっかりと聞くことになる。女性の哀しさ、美しさ、強さ、それらがつぶさに何重もの輪になって観客に迫ることに . . . 本文を読む
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