さすがアメリカのミステリーの常道だけあってお話が超面白い。めずらしく的を得たアフレックの旦那像、悪女極めつけ美女ロザムンド・パイクの迫力、そして余裕たっぷりまた俗っぽいコメディをふんだんに入れたセリフ回しなど、エンターテイメントでありながら秀逸なミステリーに仕上げ見ごたえがある。
何とも怖い話だが、中盤で何とネタばらしが行われ、逆にそこからが別の話のようにイキイキするところが素晴らしい。
ロザ . . . 本文を読む
ノーランって最初の頃「メメント」で売り出した人ですよね。「インセプション」といい、時間軸迷宮が好きなんだ。するとどうしても「2001年宇宙の旅」「未知との遭遇」「フィールドオブドリーム」が気になってくる。やりたくて仕方なくなってくる。
でも肝心の宇宙ものにしては映像では「ゼロ・グラビティ」の足元にも及ばない。テーマとしては「2001年~」に全然近づけない。3時間も映画を見させておいて、ロケットに . . . 本文を読む
最近のギドクはかなり変わってきたかなあ。というよりもう映画ではやることがないのか、彼の持つ本源から夢遊しているかのようである。本人は真剣でも他人から見れば戯言なんてことあります。そんな感覚でしょうか、、。
ただこの映画、全くセリフがないのに映像と音響だけで観客をぐいぐい引っ張ってゆくその演出力は大したものです。たまげました。さすがギドクです。
でも、こじつけたように(起承転結を意識して?)仏教 . . . 本文を読む