繊細な映像と音響の絶え間ない緊張感が2時間続くことの驚き、そしてその至福の持続、、。
まあ言ってみればそれだけの映画なんだけど、これが映画なんだなあ。映画って見る者にも感覚を必要とするという自明のことを解らせてくれる。
繊細サスペンス映画って言っていいのかな、考えたら血が血をうならせるというまさにストーカー家の血族の因縁話なんだよね。こういう映画って過去にもわんさあった気もするが、それを感覚的 . . . 本文を読む
言わずと知れた、SF映画となると俄然頑張り、復活するトム君の新作。でも考えたらトム君と言えるほど、彼も若くなくなってきているなあ。もう50近いのか、顔はそうでもないけどご自慢の肉体は実年臭がそろそろ、、。
今やSF映画では題材が不足しとるんだろうか、この映画はオマージュっぽくしとるが、「猿の惑星」「惑星ソラリス」等々昔の名作はいざ知らず、最近の「月に囚われた男」まで重要なシチュエイションにしてい . . . 本文を読む
ほとんど舞台設定がワンシーンのミステリー劇である。そしてほとんど安楽椅子探偵ごとく真犯人を探す手段はスマホとパソコンという現代ツールのみ。ちょっと無理はあれどこれは面白かった。
結構本格ものの体裁を最後まで保ってるんだよなあ。
男と女はお互いに疑い合う。膨大なデータからある一人の人間の生きていた人間像が浮かんでくるその映画的面白さ。これはまさにミステリーそのものでありますぞ。そして真犯人登場。 . . . 本文を読む
どこかで読んだような超驚き設定ににんまりとなる。それを映画にすると結構いちゃもんもつけたくなる部分も多いが、韓国映画だからか意外と違和感がない。日本映画だとこうはいかない。それは正直認めよう。
まあ見ている間は夢中になれて映画館を出れば即忘れてしまう、それこそ娯楽映画の本道だろうが、本作品もまさにそうなのである。いいではないか。この映画から人生の神髄を得ようなんて思う映画ファンもいないだろうし、 . . . 本文を読む