セントの映画・小演劇 150本

観賞数 2024年 映画 79本、 演劇 51本

クリスマスの4人(井上 夢人【著】)(2001 光文社) 65点

2008-11-09 15:06:58 | 読書遍歴
井上夢人の作品にしてはものすごく読みやすくすぐ読破してしまった。これは初めてのことであり驚いてしまう。 いつも感じていた緻密な物語、またCPUものではなかったので不思議だなあと思っていたら、最後の最後でタイムスリップが登場し、井上の匂いも感じたが常にあった強烈なドラマ性は感じなかった。 これ以降「the TEAM」まで空白が出ることになる。 ひょっとしてスランプでなければよいが、、。 . . . 本文を読む
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映画日記(神戸・梅田・天六)(11/2~11/4)

2008-11-09 14:47:03 | 書きとめ日記
映画の創造方法について 今週は少し毛色の変わった映画を2本見た。どちらもある程度の脚本は用意してあるのだが、セリフ部分の書き込みがほとんど自由という代物の映画である。 つまり、場所等の設定はするが、そこから行われるセリフのやり取りは俳優の自然発露的なものによる、ということだ。 よくイギリスのマイク・リー監督がこの手法を好みカンヌ、パルムドール大賞作「秘密と嘘」などの傑作を生み出している。 日本の監 . . . 本文を読む
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宮廷画家ゴヤは見た (2006/米=スペイン)(ミロス・フォアマン) 75点

2008-11-09 11:23:29 | 映画遍歴
まさに歴史ドラマです。革命の動乱に伴う一人の女性の悲劇を中心に据えているので歴史のうねりに翻弄される女性の人間像がナタリー・ポートマンの壮絶な演技を通じて伝わってくる。 ナタリーの演技は本当に青白い光を伴って鮮烈に画面から伝わってくる。獄中に15年も居た女性の呆けた様子は若く粋のいい容貌を見ているぼくたちにとってはショッキングともいえるぐらいだ。演技派を目指しているのが分かる。 逆に対するハビ . . . 本文を読む
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