セントの映画・小演劇 150本

観賞数 2024年 映画 79本、 演劇 51本

MIST(池井戸 潤  双葉社 2005)

2006-06-21 11:40:03 | 読書遍歴
登場人物も多く誰が主人公か分からない展開は珍しく面白い。 特に金融系の話は作者の得意とするところなので親身がありうまい。 途中からどんどん人が殺されてゆくのは恐怖すら感じるが、ラストへと一気に持っていく。単純に楽しめる楽しめるミステリーです。 70点 . . . 本文を読む
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天啓の殺意(中町信  創元推理文庫 2005)  

2006-06-21 11:38:48 | 読書遍歴
最近のミステリーでは味わえないいわゆる推理小説風。 二転三転するので読んでいて面白いが、所詮人間への探求がおろそかなので、テクニックだけが前面に出て、読んだ後の読後感が希薄だ。 犯人を推理するのは難易度も高いが、それだけの感もある。 こんな殺人事件は実際絶対起こりえないのでだんだんだらけてくる。 50点 . . . 本文を読む
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