ウィリアム・フッカー『Shamballa』(Knitting Factory Works、1993年)を聴く。
William Hooker (ds)
Thurston Moore (g)
Elliott Sharp (g)
(ソニック・ユースの)サーストン・ムーアとのデュオ、エリオット・シャープとのデュオ。
これはもう、痺れるとしか言いようがないのである。ふたりのギタリストを比較すると、微妙な綾を提示するエリオット・シャープも悪くないのだが、何しろサーストン・ムーアのクールで知的な全ノイズには動悸動悸する。そしてウィリアム・フッカーの、寄せては返す波濤のような、重戦車のようなドラムス。
聴いていると意味なく元気が出てくる。今後はこれを聴いてテンションを高めることにしよう。