Sightsong

自縄自縛日記

韓国冷麺

2011-07-30 09:27:29 | 韓国・朝鮮

暑くて疲れてだるいときには韓国冷麺。所用で出かけた先では何となく探してしまう。

初めて食べたときはもう二十歳を過ぎていて、噛み切れない麺と上に乗っている西瓜に仰天したものだった。

浜松町の駅近くにある「韓豚屋(ハンテジヤ)」。店内はまるで韓国の市場内食堂で(行ったことがないが)、店員もフレンドリーでいい感じである。他にも店舗があるみたいだ。冷麺にはいろいろ変った種類があって、目を引いた「九条葱冷麺」を食べた。見た目ほど奇抜な味ではなく、勿論葱が冷麺に合わないわけもなく、満足した。

東銀座の三原橋近くにある「はいやく」は、薬膳料理を謳っているだけあって上品な作りの店。ランチなのに椅子まで引いてもらって恐縮する。味もやはり上品。自分は残念ながら上品でないのだけれど。

川崎の「屯ちん」は、池袋に本店があるラーメン屋で、ここの味を模したカップラーメンを食べてしまうほど好きなところである。先日も、ずっと会議で空腹感が押し寄せていて、ラーメンで頭を一杯にして突入すると、「韓式冷やし麺」の文字。冷麺ではなくラーメンなのだという謳い文句が並んでいる。旨かったが、やはりこの麺は熱いラーメンで食べたほうがいい。

茅場町の「よんじこんじ」。東京証券会館の裏側の路地、古い雑居ビルの奥側にある。他の店と同じビルだが、ここは看板がほとんど外に出ておらず目立たない。やはり仕事を終えたあと、空腹感を漲らせて突入、「ひとりですが食事だけでもいいですか」と訊くと店の女性はげらげら笑い、「ほらここにもひとりで呑んでる人がいるよ!」と、そのひとり呑み人の前の席をあてがわれた。茅場町は古い町で、こういった路地感も情も残っているのだ。

折角の縁なので生ビールと冷麺を注文。ひとしきり四方山話をする。冷麺の量が多く、満腹になってしまった。やはり蕎麦粉をたくさん使った麺は旨い。白い太麺と黒い細麺とを選ぶことができる店も多いが、韓国冷麺なら断然黒い細麺である。

●参照
赤坂コリアンタウンの兄夫食堂
鶴橋でホルモン
枝川コリアンタウンの大喜
「屯ちん」のラーメンとカップ麺


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