Sightsong

自縄自縛日記

『Number』の「BASEBALL FINAL 2012」特集

2012-11-10 21:45:15 | スポーツ

『Number』(文藝春秋)が、「BASEBALL FINAL 2012」特集を組んでいる。てっきり、毎年のように日本シリーズの特集だと思って楽しみにしていたので、その扱いの小ささに、少しがっかりした。何しろ、ジャイアンツ久しぶりの日本一に興奮していたのだ。

日本シリーズ特集では、ファイターズ栗山監督のことを「ロマンチスト」だと評している。確かにそうに違いない。斎藤祐樹を実力度外視で開幕投手に指名したり、なかなか打てない中田翔を4番に据え続けたり。その結果、斎藤は完投勝利し(活躍は続かなかったが)、中田は何だかただものでないオーラを漂わせるようになっている。シリーズ第6戦、澤村から打った同点スリーランには慄然とした。

先日大阪に足を運んだ際に、駅の売店で、スポーツ報知の「巨人日本一特別号」を買って、モノレールの中で読んだ。当然というべきかヨイショ記事ばかり、何と言うこともない。やはり『Number』の方が断然知的で面白い。

今年のジャイアンツは、何と言っても、途中の松本哲也の復活が嬉しかった。浦安の星・阿部の打撃も凄かった。東野は出番を与えられず(干されていたということか)、シリーズ後にトレードでブレーブス移籍となってしまった。良い球を投げ込むと良い顔をする良い投手で、割と好きだったのだが。

ところで、『Number』では、工藤公康・仁志敏久・田口壮の3人が、WBC日本代表のスタメンを勝手に選んでいる。こういった、プロが語るプロという趣向の記事が『Number』の醍醐味。

それによると、

(投手)
黒田、吉川、前田、岩隈、ダルビッシュ

(野手)
1番レフト 長野
2番センター 青木
3番ショート 坂本
4番キャッチャー 阿部
5番ファースト 中島
6番DH 稲葉
7番ライト 糸井
8番サード 松田
9番セカンド 本多

う~ん。ぜひ松井秀喜をDHで入れてほしい。代打要員に金城と畠山が欲しい。ショートは坂本より鳥谷。

と、勝手に妄想を膨らませてみる。いやあWBC楽しみだな。

●参照
『Number』の「ホークス最強の証明。」特集
『Number』の「決選秘話。」特集
『Number』の清原特集、G+の清原特集番組、『番長日記』
『Number』の野茂特集
WBCの不在に気付く来年の春


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