Sightsong

自縄自縛日記

中牟礼貞則『Remembrance』

2016-12-25 13:01:16 | アヴァンギャルド・ジャズ

中牟礼貞則『Remembrance』(Zest、2000年)を聴く。

Sadanori Nakamure 中牟礼貞則 (g)
Satoshi Kosugi 小杉敏 (b)
Yoshihito Etoh 江藤良人 (ds) 

なんの仕掛けもないシンプルなギタートリオながら、ずっと聴いていられる素敵な盤である。

なにしろ、ジャズ界のスーパーレジェンド・中牟礼貞則である。一音一音が粒だっていて、丹念に磨いたように丸くて、ポロポローンと弾いたときの快感が半端なく気持ち良い。「Monk's Mood」や「Summer Night」、「When I Fall in Love」なんかのスタンダードに加え、ミシェル・ペトルチアーニの「Morning Blues」(『Power of Three』においてジム・ホールがギターを弾いている)が嬉しい。

また中牟礼さんを観に行かなければ。

●中牟礼貞則
吉野弘志+中牟礼貞則+廣木光一@本八幡Cooljojo(2016年)
宮野裕司+中牟礼貞則+山崎弘一+本多滋世@小岩フルハウス(2013年)
内田修ジャズコレクション『宮沢昭』(1976-87年)
『銀巴里セッション 1963年6月26日深夜』(1963年)


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