7月の中ごろから、夏ばてか、職場を移ったこともあってか、体調が思わしくなくって
、年に300日ぐらい飲んでいたアルコールをしばらくおやすみしている。
いろんなところに相談に行って結局行き着いた事は、ここだった。
「自分の体は自分で管理する。自分の力を引き出すためにはどうしたらいいか?」
簡単に治るからって、すぐ安易に薬に頼っていた私。
子育ての時に知り合いに奨められたこの本
を思い出し読み返した。
この本の著者は東城百合子さんは結核で苦しまれた経験をもとに、ご自分でいろいろ研究されて玄米食を奨め、自然の恵みを感謝
と共に体に入れることによって自分の力を引き出させる。というものだった。
こんなに身近にあった大切なものをすっかり忘れていた
。
子育ての時は子供が熱を出しても、この本を開き、キャベツの葉を頭にのせ(キャベツは熱をとってくれる)「大丈夫。母さんが居るから!」って体をさすってあげていた。
「手当て」という言葉の大事な意味もこの本から学んだのだった。
看病する気持ち、思いやる気持ち、そしてその気持ちを素直に感謝して治そうとする気持ちが大事だって言う事。
それって私が祖母から教えてもらっていた事、してもらった事と随分重なるって思った。
「病は気から」という言葉もあるが、気が病んだら体も病む
。体が病んだら気持ちも落ち込む
。
本当に身をもってもう一度思い出した。いや思い出させてもらったのだろう。
結局、昨日お昼からこの本にしたがって、しょうが汁の湿布を20分ぐらいして、30分ぐらい眠った。
目が覚めたら、体全体が軽い
!とにかく軽い
!
は?これってなに?
さっきまでの私とは別人のようだった
。
その後、習字教室が終わってスーパーに行った。
食材が次々に目に飛び込んでくる。
「これと、これと、これと・・・。」
どれも、幼い頃に祖母が作ってくれていたような食材。根菜類とお魚。
いつも少しの買い物袋が重く感じていたのに、たくさん入っている袋がなぜか軽い。本当に不思議な体験をした。
夕食も祖母が作ってくれて盛り合わせてくれたように出来た。
夜、しょうが汁をお風呂に入れ半身浴をして早めに休んだ。
そして今朝。
久しぶりに爽やかな朝
を迎えることが出来た。
きっと天国から祖母がおりてきて手当てをしてくれたに違いない
。
身をもって見えない力と健康のありがたさを感じた朝だった
。