書とお寺が大好きな春逕の「日々是好日」

日々思うこと、感じた事をつづります。

泥パック

2007-08-30 23:45:32 | 思う事
今日は帰りに行きつけの美容室に行った。
大体1ヶ月に一度、ぺーすさんに行く

今日はいつものメニューに加えて初めての泥パックと頭皮マッサージをしてもらった。

泥パックをした後、蒸しタオルを首にして1分間。ストンと眠ってしまいそうな1分間だった。

とっても贅沢な時間だった。
頭がすっきりしたら心まですっきりして、とっても気持ちよかった
こんな時間を持てるって事は本当に幸せものだと思う。

いつも私のブログを見て応援してくださっているペースの先生とマッサージの上手
なさなえちゃんありがとう。。。

皆既月食見に行ったよ。

2007-08-29 00:18:51 | Weblog
元の職場のYさんのお誘いで、「星を見る会」にいった。

Yさんは携帯を持っておられない。
昨日のお昼休みに私の携帯がなり、「公衆電話」と表示された。
ちょっと恐る恐る取ったらYさん。

「今日行ける?俵山展望台!」

私、「いきますよ。」

ほとんどそんな内容の電話。

友達を誘って俵山に向かった。

東の空は雲っている
月見えるかな
少し登っていったら、赤く重たい色の幻想的な大きな満月が見えた。
「これだ!」

展望台でみんなと会った。Yさん望遠鏡をのぞかせてもらって天体ショーの解説をしてもらった。

下からキラキラ輝く光が見えてきた。
月はだんだん高くなって小さく見え地球の影も月から外れていく。
望遠鏡で見ると、月はさかさまに見える。
明るい月はまぶしいぐらいに見えた。

普通の満月になったらまわりはとても明るくなった。
月明かりの下で、炭をおこして作ってくれた野菜スープをいただいた。
とても貴重な不思議な幻想的な時間だった。

また、天体ショーがあるときは私の携帯に「公衆電話」と表示があるだろう。

高校卒業してから

2007-08-28 07:46:48 | 思う事
なぜか、なぜだかお寺に憧れた。

大学生の頃、友達と京都を旅行した。
嵐山付近をレンタサイクルで小さな「庵」をまわった。
その中に、尼寺があった。

尼寺の書き込みノートに・・・。
さまざまな悩みがそれぞれの文字で書き込まれていた。
私は、その時強烈な印象を受けた。

まさか、自分がそれからいろんな事を背負って選択して悩んで生きるなんて全く思いもしなかった若い頃のこと。

人々の心から溢れ出る文字。

文字は、生き物で、命があると思う。
紙に文字を書くときに確かに自分の想いがある。押し付けでもなく自然に自分を出すと言うのはどういうことか?

ただ自分の気持ちを書くことだけなら上手く書く事とは違う。
さてさてまだまだ、追求しなければ・・・。


次男と・・・。

2007-08-27 07:40:35 | 思う事
東京から次男が帰ってきた。

「やっぱ、熊本ってべたべたして暑いや~。」帰るなりの感想。
久しぶりにワンコ2匹も一緒に夕食の買い物に行って、さっと夕食を作り、おしゃべりしながら夕食を食べた。

家族っていいな!って思った。

音楽を追求している次男は、バイトしながら東京のライブハウスでライブ活動をしている。まだまだだが・・・。
しかし、ながらも自分で作詞、作曲しオリジナルの音楽を創って演奏している。

高校までほとんど勉強しなかった(鉛筆を持つと体が痒くなるっていっていた)が、今いろんな本を読み、映画を見、人と接し、多くのことを学んでいるようだ。

眼の光が強く、生き生きしている様子に一安心した。

自分のテーマについてもいろいろ話した。
目標を掲げるとそれに向かって頑張るが、目標に到達するとそこに又疑問を感じ又次に目標を作るって言っていた。若いっていいなって思った。

音楽論も、書道論も結局は芸術論になって、それは最終的にその人そのものの魅力の追及なのだろう。

「人を感動させるには・・・人としての魅力と深さを追求しどれだけ真剣に物事に取り組むか?ってことかな」って次男が言った。

今、一緒にそんな話が出来るようになって本当に嬉しい

一休さんの書

2007-08-26 10:12:33 | 書について
一休宗純の墨蹟

仏の教えを説いた『七仏通誡偈(しちぶつつうかいげ)』の

「諸悪莫作(しょあくまくさ)悪をなすな」「衆善奉行(しゅぜんぶぎょう)善をおこなえ」と書いたもの。

一休さんはとんちでよく知られているが、「風狂の僧」何事にもとらわれず、常
軌を逸した僧として知られている。

彼の著書『狂雲集』には、「私を訪ねるなら魚屋や酒屋か女郎屋を探すがいい」など激しい精神を載せている。

私は以前、東京国立博物館で、一休宗純のこの書を見た。
これこそ、修業をし、人を見つめ、自分を探した堂々とした力強い書風と感じ取った。僧の筆は禿筆といって筆先が切れるまで一本の筆を使い込んだと言われる。
書家には出せない味わいだ

歴史に残った人の書にはその「人となり」を感じることができ、鑑賞も楽しい




赤ちゃんパワー

2007-08-25 17:18:11 | 思う事
元の職場で娘みたいに接していたKちゃんが2人のお嬢ちゃんを連れて迎えに来てくれた
産まれて4日目のMちゃんの出産お見舞いに行く為だった。
娘みたいなKちゃんのお嬢ちゃんだから、私にとっては孫みたいな意識があって、車に乗るなり、下の2ヶ月のあーちゃんを抱っこした。プくプく太った可愛い赤ちゃんだった。で、思わずシャメをパチリ。

日赤病院の病室について、産まれて4日目の、りこちゃんに会った。まだ目を少し開けたり寝たりで、ちっちゃくて可愛かった。
きゃ~可愛いっ~。もう少ししてからシャメ送ってもらおう。

個室のお部屋にあかちゃん2人と1歳7ヶ月のこころちゃん。
しばらくしたら2歳の双子ちゃんを連れたお母さんがその病室にお見舞いにこられた。
彼女のお部屋は赤ちゃんとこどものパワーがいっぱいになった

同じお見舞いでも赤ちゃんのお見舞いはパワーがあっていい。赤ちゃんは無条件に可愛いな
みんなすくすく育ってちょうだい



三人三様

2007-08-24 08:18:21 | お友達
年に2、3回ぐらいしか会えない親友が東京から仕事で来たので熊本に居るもう1人の友人と3人で食事をした。


みんな同年代、3人それぞれ2人こどもが居る。
それぞれの家族も子供たちもみんな良く知っている。

しかし、こどもも年代もまちまち、本当に個性が強い3人。

家庭環境も価値観も仕事もそれぞれ違う。
何が私達を結びつけるのか?

お互いの生き方をとても尊重できる。ある意味「淡交」の関係かな?

会うたびにいろいろと又環境が変わっていてその話も盛りだくさん。
2人はバリバリのキャリアウーマン。
東京の彼女は世界中駆け回っているし、
女性の魅力を持ちながらも第一線で社会に貢献している。
見た目もカッコいいし、クールな感じかな?しかし、私達3人のトークはそんなの関係ない「ここだけの本音トーク」が始まり、顔もくちゃくちゃにして笑った。。。
楽しい時間だった。

今度は、私が東京に行く時に会う約束だ。




実はとっても怖がりな私。

2007-08-22 22:59:21 | 思う事
私の職業は医療職なのに、実は白衣恐怖症なのだ
と言うのも、何度も入退院を経験した事があるので、患者さん側になるととっても弱虫
一番はっきり出るのが血圧測定。
測ってあげるのは大丈夫なのに、測られると心臓がバクバクして血圧は急上昇

明日は基本健康診断。あさってはがん検診。
もう既に緊張している。

困ったもんだ
ふ~っ。

秋は夕暮れ・Ⅱ

2007-08-21 22:44:12 | 季節物
昨日は写真を撮らなかったので、今日載せることにした。

「・・・山の端いと近うなりたるに・・・」
(意味)夕日が山のはしにとても近くなった時・・・。
秋になると、晴れていたら大きな太陽が山に沈む時が見えるのでとても嬉しい

話はかわって、
「きょうの枕言葉 一日一言」・百歳の人生の師からあなたへ                               松原泰道師 著
この本の中のきょうのお言葉8月21日は
「忙中閑を偸む(ぼうちゅうかんをぬすむ)」
(意味)多忙な中にちょっとの時間を見つけて心を楽しむ。

季節の変わり目に、はっとするような時がある。私はその一瞬が大好きだ。
それは、花の香りだったり、細く光る月や星だったり、空の色だったり、雲の形だったり。

日常の生活の中でも歌が詠める人は、このハッとする瞬間をとらえて表現するのだろうな。って私はおもうだけだ。。。

この一瞬の感動を自分の感性でさっと書に表現できるようになりたい

秋は夕暮れ・・・。

2007-08-20 21:49:08 | 思う事
「秋は夕暮れ。夕日にさして、山の端いと近うなりたるに、烏の寝どころへ行くとて、三つ四つ、二つ三つなど、飛びいそぐさへあはれなり。まいて雁などのつらねたるが、いとちひさく見ゆるは、いとをかし。日入りはてて、風の音、虫の音など。はたいふべきにもあらず。」

今日、仕事から帰って窓から山を見たら、まさしくこの「枕草子」の秋のところが浮かんだ。
山の端(は)が夕日に光っていたのだった。月は半月。
日が落ちたら、いつもになく少し爽やかな風が吹いてきた。

やっぱり、秋がきている。
朝にあんなに騒がしく鳴いていた蝉もその声がしなくなったし・・・。
日暮れも早くなり、夜も長くなってくると何となくどこか寂しい気がする。

「月見れば ちぢに物こそかなしけれ わが身ひとつの秋にはあらねど 」
                  (古今集・秋)  大江千里

(歌意)月をながめていると、物事についていろいろと悲しさが感じられる事だ。私一人を悲しませるために秋が来ると言うわけではないのだけれども。


日本には四季があっていい。季節の移り変わりを五感で感じる事ができる。そういった平和な瞬間がこれからもずっと続けばいいなあ。

アスファルトの温度が下がってからワンコたちを連れて、ちょっとだけお散歩した