書とお寺が大好きな春逕の「日々是好日」

日々思うこと、感じた事をつづります。

ねえねえ塾今年も開塾致します。(2016・おさるクラス)

2016-03-23 16:14:48 | Weblog

ねえねえ塾(おさるクラス・申年)
今期も元気にねえねえ塾が始まります。
ワクワク新しい講座もありますよ。

第1回ねえねえ塾開塾式&ねえねえ塾ヘのお誘い

3月24日(木曜日)19時より
会場・器季家カフェ・貸し切り
「筆ペンなんて怖くない・筆ペンを楽しもう」
春色の葉書に小作品を仕上げます。
器季家定食を食べながらのステキな時間を過ごします。

第2回「声を出すとは?日本語の美しさとは?」「音と書」
4月21日(木曜日)19時より
会場・未定
お話しのプロ(ナレーター)杉本幸智世先生
ナレーション・司会で御活躍の先生です。
音の発する魅力に気づいて頂ける講座です。

第3回「季節のお花を楽しく生ける」
5月15日(日曜日)10時より 
会場・草心流・本田先生のご自宅にて (東区長嶺)
本田先生が大切に育てていらっしゃる野の花のお話しも素晴らしいです。

第4回『early summer(初夏)を愉しむ』
    手作り石鹸ワークショップ
6月23日(木曜日)19時より
会場・呉服町電停前 専立寺(予定)

第5回「鑑賞の仕方・(楽しみ方)絵と書と音楽」
7月28日(木曜日)19時より

第6回「夏目漱石没後100年を記念して・天水を訪ねる」
草枕の舞台となった天水を訪ねて小説『草枕』を楽しむ
只今日程等企画中

特別企画
4月20日(水曜日)15時~
友達屋にて和菓子体験

知ってびっくり・ワクワク熊本の歴史散歩
しゅんけいと行く近代文学館見学・文学散歩
しゅんけいと行く鹿央町装飾古墳館見学

ねえねえ塾は6回コースですが単発でのご参加もお気軽にどうぞ。
詳細等お問い合わせ、申し込み等はコメントにお願いします。


育(はぐくむ)

2015-08-11 08:56:12 | Weblog

8月7日は次男の誕生日だった。

次男を産んだ日も暑い暑い日。

私は実家で長男の水浴びをさせていたら突然お腹が痛くなって病院へ・・・・。

あっと言う間に元気な男の子が生まれてきた。

早く世の中に出たい!!!っていう元気な子だった。

「育」の漢字は女が子どもを産む姿の象形。

お腹の中でもすくすく育っている子ども。

出産した時からてんてこ舞いの毎日。

長男とは1歳半の差。

この二人の子どもを育てたのはこの私ではなくて、

この私を母として人として育ててくれたのは二人の息子に他ならないと思う。

子どもは母を育てるためにこの世に生まれてくれる。

「はぐくむ」

この訓読みの音もいい。

 


年賀状講座の準備中です。

2014-11-11 04:47:29 | Weblog

立冬も過ぎ、いよいよ冬です。

今年も年賀状講座が始まります。

 

いろんな和紙や道具をそろえて楽しい年賀状講座を考えています。

今日11日よりスタートです。

 

五福公民館2階7時半より。

24日には南坪井のほたる家にて13時より

12月5日には器季家でのワークショップがございます。

 

 

皆さんお楽しみに!!!

お問い合わせはコメントお願いします。

 

 


謎が解けました。

2014-10-28 08:23:34 | Weblog

とある方から、お預かりしたもの。

 

漆?の箱入りの立派な本。中身を見ると、木版印刷のお経のような感じ。

 

専立寺のご住職にお尋ねしたところ、

 

すぐに答えてくださり、今使われている物と比べて頂きました。

これは御文章(ごぶんしょう)と言われるもので、

蓮如上人(8代)が全国の門徒にあてた消息(手紙)の中から抜粋して本にしてある法語だそうで、西本願寺ではのご住職が変わられる際にこの御文章も新しくなるという事のようです。

(補足)

蓮如の布教は、教義を消息(手紙)の形で分かりやすく説いた『御文』(『御文章』)[7]を中心に行われた。

後に蓮如の孫、円如がこれを収集して五帖80通(『五帖御文』)にまとめた。これに含まれない消息は『帖外御文』と言われ、倍くらいの数の消息が数えられている。 

 

専立寺さんにも、西本願寺前御住職の(24代・即如)の名前が入ったものを見せて頂きました。

今年西本願寺のご住職が代わられ現在は25代・専如だそうです。

また、御文章も新しくなるのでしょうね。

 

漆の入れ物は「御文章箱」と言うそうです。

預かったものは江戸時代(19代・本如)のものらしく、同じ文章もカタカナ表記されていました。

本願寺では毎日の日課で、この御文章を読まれているそうです。

中でもお葬式の時に読まれる「白骨」と言う文は何度も耳にしたことがあります。

 

この「白骨」の御文章の意味は

今日・明日の事しか考えない人々の姿を見て考えると、人の生涯は儚いものであります。まるで幻のようなものです。

今は元気でも、次の瞬間には死んでしまう かもしれない。

死は、年齢を問いません。

だから、どんな人も一刻も早く後生の一大事(=死んだらどうなるか全くわからない、お先真っ暗な状態)を解決せね ばなりません。

それには阿弥陀仏に深く帰依し(=阿弥陀仏から他力の信心を頂いて)、称名念仏する他ありません。

 

この様な事の様です。

 

一生はあっと言う間だという事をこの御文章に学ぶのですね。

 

 

 

 

 

 

 


折節の移り変るこそ、ものごとにあはれなれ 徒然草19段

2014-09-13 10:14:54 | Weblog

いよいよ秋ですね。


「やうやう夜寒になるほど、雁鳴きてくる比、萩の下葉色づくほど、早稲田刈り干すなど、とり集めたる事は、秋のみぞ多かる。

また、野分の朝こそをかしけれ。

言ひつゞくれば、みな源氏物語・枕草子などにこと古りにたれど、同じ事、また、いまさらに言はじとにもあらず。

おぼしき事言はぬは腹ふくるゝわざなれば、筆にまかせつゝあぢきなきすさびにて、かつ破り捨つべきものなれば、人の見るべきにもあらず。」


読み)

ようようよさむになるほど、かりなきてくるころ、はぎのしたばいろづくほど、わさだかりほすなど、とりあつめたることは、あきのみぞおおかる。

また、のわきのあしたこそ おかしけれ。

いいつゞくれば、みなげんじのものがたり・まくらのそうしなどにことふりにたれど、おなじこと、また、いまさらにいわじとにもあらず。

おぼしきこといわぬははらふくる るわざなれば、ふでにまかせつつ、あじきなきすさびにて、かつやりすつべきものなれば、ひとのみるべきにもあらず。」



今月のねえねえ塾。

2014-08-29 23:11:16 | Weblog

昨夜は、川上酒店において、ねえねえ塾でした。

 

今月のテーマは「篆刻」

篆刻とは

篆書とは

 

皆さん真剣に取り組んでくださいました。

 

成語印か名前印をどちらか選んで、(書体サンプル)を写して、ゴムに逆さに移す

彫刻刀やカッタ―を使って「線を彫ったら→白文」「線を残したら→朱文」の印になることを説明した。

 

印が出来上がると今度は押印

押印したものを台紙をつくって貼る

そして見せるための作品の出来上がり

 

皆さん、自分でしっかり考えてつくった作品でしたので、その満足感も達成感もいっぱいだったと思います。

 難しかったけれど2時間という枠内で皆さんのオリジナル額が出来ました。お疲れ様でした。

作品をつくる時から解放され皆さん充実されたいいお顔ですね。