書とお寺が大好きな春逕の「日々是好日」

日々思うこと、感じた事をつづります。

カウントダウンは

2008-12-31 16:40:43 | Weblog
阿蘇の友達のギャラリー「etu」でします。
お店は夜の部は大晦日11時から元旦の3時まで。

息子たちが年越しライブをするって言う事で張り切って阿蘇に向かっています。途中のどんどこの湯で休憩中。わんこ達も訳も解らずお供。外はちらほらの雪。夜はめちゃくちゃ寒かろ~。

阿蘇神社に初詣の方々はぜひ阿蘇神社近く水基巡りの道近くのギャラリー「etu」にお立ち寄り下さい。あったかい薪ストーブ焚いて優しい音楽でお待ちしています。

書とは???

2008-12-30 10:40:17 | 書について
・・・・中略。
いかなる環境におかれようと己れを幸福にするのも、不幸にするのも、すべていっさい己れのなせるわざである。「書」という世界でも、幸福の書になるか、不幸の書になるかは、己れしだいである。真に安らぎを与える名筆は、「すべていっさい己れが為せるわざなり」の、あの呼吸である。己れ自身を探検して、己れ自身の世界を広めていきたいということである。美しい書にひそむ秘密は、ここにあると私は思う。

    佐藤勝彦著 「こころの書」より序文引用   文化出版社

ネット上でこの言葉に出会った。

「書」とは?

今年も自問自答しながら悩みながら書いた。

しかし、とにかく書き続けることができた事、環境、周囲に感謝。

コツコツ悩みながら書くほか方法がない。

昨夜は、とあるお店に飾る作品を書いた。「千客萬来」
そのお店にきっとその文字が力を発揮するように念じながら・・・。


大晦日。

来年はどんな年になるのやら???

皆様にとってどんな一年でしたか?
どんな時代であっても、心が和むような小さな事を見逃さず、大事にしていきたいですね。

来年もどうぞよろしくお願いします。



見たことありますか?ばんぺいゆ

2008-12-30 09:40:17 | 季節物
親戚の所でご飯を頂いた後、大きな大きな「ばんぺいゆ」をみんなで食べた。

次男の顔ほどの大きさもあるかんきつ類。熊本名産。

昔、関西の友達に送ったらもの凄くびっくりされた。

熊本にはかんきつ類の種類が多い。

みかん、でこぽん、八朔、夏みかん、パール柑、晩柑・・・・。

次男の好物は柑橘系、10キロのみかんなんて2,3日でぺろり。

大きなばんぺいゆ(むくのが大変)も嬉しそうに剥いてくれた。
美味しかった!!!

お寺さんの大掃除

2008-12-29 18:17:32 | 習字教室
今日は、お習字教室の毎年恒例の「大掃除・ぜんざい会」だった

教室に通う子たちが雑巾をもって集まってくれ、お御堂の窓拭き、シート拭き、掃除機かけ、流し掃除、トイレ掃除、机拭き。
R君は夏のお掃除の時も、すすんでトイレ掃除をひとりでやってくれた!

その間、お手伝いのお母さん達は、白玉ぜんざい作り。

掃除を終えて、ご住職から、「いただきます」のお話、おねんじゅの使い方(おねんじゅを貸していただきみんな実際使ってみた)、短いお経をあげていただき、みんなで合掌、礼拝。
その後みんなでおぜんざいをたべた。

「白玉をたくさん!」
「あずきをもっと!!!」
「おかわり!!!」

食べ終わったら今度は、「ごちそうさまでした」のお話。
その後、全員でキャンデーじゃんけんをして、最後には両手にもてないほどのキャンデーを貰ったSちゃん

教室の代表として、1月10日の選抜書初め大会にでる10名に拍手で激励をして
一年間みんなで頑張ったお稽古納めをした。

広いお御堂の中、寺子屋のようにのびのびと練習させて頂いているので、子供達も、子供達の書く文字もとても伸びやかだと思う
この教室も22年目になる。

私にとって、教室も育つ子供達も宝物だ

専立寺さん有り難うございます。

また来年もよろしくお願いします




息子達

2008-12-29 10:36:13 | 思う事
息子とお酒を飲み、いろんな話をした。

私の20才代、30才代は、私の環境も体調も思わしくなく、日々の生活がいっぱいいっぱいで将来すら見えなかった。
そんな時期に私の精神を支えてくれたのが「書」だった。

今、こうして成長した息子達と一緒に話ができ、お酒が飲める。

本当に有り難いし幸せだと思う。

2人はそれぞれ形は違うが音楽を追究している。

私はいまも書を。

3人で

表現とは?
感動とは?
芸術は自己満足の世界なのか???

毎回毎回、会ってはそんな話を夜遅くまで。

こんな不況の時だからこそ、もっといろんなことを経験して、感性を磨き、心の深いとこで響きあう音や、詩を追究したい。
人を楽しませ、そして自分も楽しむ音楽を作りたい。
と息子達はそれぞれ話していた。

私も、今年の秋に発表した作品のひとつ。

夏目漱石の「草枕」の冒頭をもう一度読み返した。

山路(やまみち)を登りながら、こう考えた。
 智(ち)に働けば角(かど)が立つ。情(じょう)に棹(さお)させば流される。意地を通(とお)せば窮屈(きゅうくつ)だ。とかくに人の世は住みにくい。
 
住みにくさが高(こう)じると、安い所へ引き越したくなる。どこへ越しても住みにくいと悟(さと)った時、詩が生れて、画(え)が出来る。


 人の世を作ったものは神でもなければ鬼でもない。やはり向う三軒両隣(りょうどな)りにちらちらするただの人である。ただの人が作った人の世が住みにくいからとて、越す国はあるまい。あれば人でなしの国へ行くばかりだ。人でなしの国は人の世よりもなお住みにくかろう。

 越す事のならぬ世が住みにくければ、住みにくい所をどれほどか、寛容(くつろげ)て、束(つか)の間(ま)の命を、束の間でも住みよくせねばならぬ。ここに詩人という天職が出来て、ここに画家という使命が降(くだ)る。あらゆる芸術の士は人の世を長閑(のどか)にし、人の心を豊かにするが故(ゆえ)に尊(たっ)とい。

 住みにくき世から、住みにくき煩(わずら)いを引き抜いて、ありがたい世界をまのあたりに写すのが詩である、画(え)である。あるは音楽と彫刻である。

この冒頭文はこれから、何回も何回も読み、自分の心の支えとしたい。と思った。

今、こうして家族として育んできた長くそしてアッと言う間の時間、「あんな事もあった、こんな事もあった。」と大笑いしながら振り返ったり、また将来の夢を語ったりできるこの瞬間の幸せをじっくり噛み締めたい。

無事に成長してくれた息子達に感謝。



おかげさまで・・・ネットが繋がりました。

2008-12-29 10:24:12 | 思う事
「ネットが繋がらない!!!」ってずっといっていたら、

Gさんに心配していただき、Hさんにすぐ頼んでくだって家のパソコンをみてくださった。

その日は繋がらなかったのに、なぜだか長男が帰ってきてパソコンを立ち上げただけなのに、魔法のように繋がった。

息子達が帰ってきて大喜びしたのは2匹のわんこだけでなくと、私も私のパソコン
そうだったのかな???
って思った。

長男がお土産に買ってきたのは夏に続き「ふくろうの人形」。
私が昔中国で買ってきた小さいふくろうと並べたらまるで家の家族のような感じだな?って思った。

2人の息子達は成人してそれぞれ頑張っている。
体が小さい私は益々、小さく感じた。
2人とも私のお腹から出てきたのが不思議にな感じだ。





突然、家族集合!!!

2008-12-28 10:25:44 | 季節物
昨日の午後に次男にメールした。
「いつ帰ってくるの?」と。

「今帰ってきてる、兵庫県西宮で兄ちゃんを拾って・・・夜着くよ!」と。

年末には帰るよ!
という連絡の後、音沙汰なかったのでびっくり!!
東京のモンテリマ(バンド仲間)と一緒に車で帰ってきてる様子だった。

私は、お稽古納めをしてバンド仲間のH家で子供達を囲んで合同の忘年会をすることになった。

H家とはもう五年ぐらいのお付き合い。今年新築のマンションを建てられた、そのお祝いにお部屋に合う「軸」を持って行った。

新築の床の間に飾っていただけるのはとても嬉しい。

「春誦夏弦」

春に漢詩を誦え、夏に弦をひく(出典・禮記)
これには続きがあって、
「秋学禮 冬讀書」
秋には礼節を学び、冬に本を読む

H家はパパがミュージシャン。長男のマー君は東京で活躍中のバンドモンテリマのボーカル、長女のKさんも学生のころから楽器を持たれていて、次女のNちゃんは現在東京の美大生。

この言葉がぴったりだし、ぜひ飾ってもらいたかった。

お酒も入り、パパはギターでベンチャーズを奏でられ、面白いお話をたくさんされた。

殺伐としたニュースに悲しく思うことばかりの今日この頃。
H家には愛があふれていた。
家族の個性をみんなが認め、尊敬しあえる関係であるという家族。笑いと会話が止まらない家族。
奥さんのHさんの素敵な家具に素敵なコレクション(陶器、茶器、ガラスなど)を見せていただきとても豊かな気持ちになった。
お陰で、私達3人は本当に楽しい時間を過ごすことができた。

Hさんお邪魔しました。

クリスマスも終わって

2008-12-26 00:28:53 | Weblog
子供たちが小さい頃にはクリスマスは大イベントだった。

一緒にケーキを作ったりツリーを飾った事も、こっそりサンタさんからのプレゼントとしてオモチャをベッドに隠した事も今となってはとっても懐かしい。

街中のイルミネーションもクリスマスの飾り付けも今日を境にお正月バージョンに変わるのだろう。

マンションのイルミネーションのちっちゃなサンタさんがどことなく寂しそうに見えた。

ちっちゃなサンタさん!来年のクリスマスにまた会おうねっ。って思った。

年賀状!

2008-12-25 13:02:10 | Weblog
今年一年いろんな方々に出会い、いろんな時間を共有できた。人とのご縁を有り難くて感謝し尽くせない。

と、言っても年末中にしなければならない事は山積み。とりあえず年賀状でお礼の気持ちを伝えたい。

1日に間に合うか心配。
皆さん一年間、有難うございました。