書とお寺が大好きな春逕の「日々是好日」

日々思うこと、感じた事をつづります。

形あるものと形なきもの。

2015-05-24 07:29:46 | 思う事

目に映るものはきっとほんの少しなのだろう。

目に見えない物の中に

いろんなものが隠れている。

それを感じるかどうかはその人次第。

良い事も悪い事も

悪いと思った事の中にも得るものは多い。

良い事の中にも落とし穴がある。

 

結局いい事も悪い事も自分次第乃考え方だと思う。

 

みえるものに振り回されず、良い事、悪い事という白黒つけず、今を生きよう。

形にならないから意味がないわけではないそう思う。

形にならなくても、きっと何かが隠れている。

 

勇気を持って今日を生きよう。(クリック下さい)


棚田のあかり

2015-05-21 15:35:45 | 季節物

先人がつくって人々が守ってきたこの風景

 

水俣寒川地区の棚田の水田に今年もあかりがともった。

この風景を一人でも多くの方々に見てほしい。

そして来年も再来年も・・・・美しい棚田のあかりをみたい。

 

石垣を積んだ先人の人、棚田を守ってきた人、今回も棚田のあかりにボランティアで集まった人々、この棚田のあかりをみて感動した人たち

ぜひまた来年も再来年もこの美しい棚田が見れますように!!!

 


水俣久木野棚田のあかり

2015-05-18 15:32:54 | 季節物

水俣久木野の棚田のあかりのイベントが5月16日に開催された。

今回も参加させて頂いたが、今回は初の試みで「石垣の拓本をとる」

という企画。

日が暮れて、一つ一つ手作りの竹の筒がボランティアさんの手で水田の畦に並べられ、たいまつで火がともった。

先人がつくった棚田、それを守っている久木野の人たちの思いが棚田全体を美しく飾った。

それは息を飲む美しさだった。


一日一書。

2015-05-13 10:24:08 | 書について

友達に強く勧められて、今「一日一書」をやっている。

朝起きて、頭に浮かんだ文字を筆で書くという日課。

いつも書ける状態の筆と紙があるので、なんという事は無い。

今日で15日目。

今日の字は「震」

「震」(籀文)ちゅうぶん

朝起きたら岩手の地震のニュース。
ネパールでもまた余震があったようだ。
「震」の字を早速調べてみた。

「辰」は、二枚貝の殻が開き、内にある弾力性に富む肉が外側に伸びてベロベロと動いている形に象る。ぶるぶると震え動くもの。「振・唇・震」
はらむ、身ごもる、中にこもる。「娠」 『甲骨・金文辞典 水上静夫』より
「蜃」は「辰」の象形。祭儀や予兆の事に用いられた。『字統 白川静』より

籀文(ちゅうぶん)の複雑な文字は、雨の下で雷が響き渡る。雷がゴロゴロと鳴り響く。雨空に雷がビリビリとふるえ轟く。ひいて、ふるう。震える。『甲骨金文辞典 水上静夫』より


文字を調べていくとどんどん不思議な世界に繋がっていく。

 

 

 

 


山笑う。

2015-05-04 22:28:30 | 季節物

春の山はサクラの時期にはもも色に染まり、

サクラが終わると一気に新緑がもくもくとしてくる。

春の季語に「山笑う」というのがあるが、毎年この時期になると、心もワクワクしてくる。

漢字の「笑」と「咲」は行書体もほとんど同じ。

字源も同じらしい。

「春山は笑うが如く・・・」

花が咲くのも、山がわらう(さく)という事と思うと面白い。

 


皐月・風が変わりましたね。

2015-05-01 10:14:57 | 季節物

玉名の教室の帰りに山田神社の藤を見に行った。

毎年テレビや新聞で紹介されるので一度行きたかった場所。

4月27日、もう満開を過ぎていたが、花の甘い香りに包まれてとっても幸せな気持ちになれた。

また来年も見にきたい場所だ。

今度は次の日、車を走らせていたら、満開のツツジが目に留まった。

車を傍らに停めてパチリ。

早速、ツツジと画像に名前をつけようとしたら漢字で「躑躅」と変換された。

なぜ両方の漢字に「足ヘン」がついているのか?不思議に思って

帰ってから、この漢字を調べてみたら・・・・なるほどねえ。

 

やっぱり漢字は面白い。

この花に立ち止まった私。

大昔から、この花には人々を立ち止まらせる魅力があるのだと思った。