書とお寺が大好きな春逕の「日々是好日」

日々思うこと、感じた事をつづります。

不易と流行。

2010-09-30 17:24:30 | 習字教室
思えばもう書道教室を始めて23年にもなる。

最初は団地の集会場を2時間借りて、3時間託児所に子供を預けてのスタートだった。チラシ作り、そしてポスティングも一人で・・・。

生活は厳しかったが、何かを始めるという事が楽しかった。
それからたくさんの教室を持ち、子供たちもドンドン育っていった。そして、今は専立寺のお寺の教室が基盤となっている。

昔ながらの寺子屋スタイル。

時代が変わっても、子供たちは限りなくかわいい。
あの手この手で早く合格させてもらいたいと考えてくる3年生のK君。
先々週は
「先生はやっぱり書がうまいなあ~!」と彼なりの作戦に私は気をよくして甘い顔をしてしまいそうになった。(その手にはのせられないぞ!!!)

私は子供たちのいろんな「手」に引っかかりそうになるが、逆に子供たちは私の様子をすぐに見抜く。

お寺には6歳からウン十歳の大人の方々まで(ここの専立寺さんのご住職も)一緒に練習する。
それぞれ注意しあったり、助け合ったりしている様子を見ていると、とても幸せな時間と空間だと思える。

お寺のお御堂のシートを片付けながら走りまわる子供たちの様子も昔とちっとも変わらない。
お寺の教室はとても良い。

しゅんけい書道教室http://artworkschikyu.web.fc2.com/inada.html

原田左研さんの

2010-09-25 21:05:33 | Weblog
トイレ

ここの左官研究所には、いろんな土で作られた不思議なものがあらゆるところにあった。


そして最初にびっくりしたこのトイレ。
中に入ってまたびっくりだった。


お弟子さんたちにはとても厳しいのだろうが・・・。
怖い方でなくってよかった。

竹と土で家を作られた話や土の話をしてくださり、大変興味深かった。
また是非ゆっくりお会いしたい。

紹介してくださった熊大教授の吉井先生(施主さんと風景をつくる石と庭のアーティスト)ありがとうございました。