上通り大宝堂ギャラリーにてローゼンクレイスタジオ陶展が開催中。
ローゼン先生の素敵な花器。
すごい存在感。
今回はお話をいただき、私も「書」ではなくカリグラフィーとして、壁面に協力させていただいた。
私の線にローゼン先生のアート感覚、そして現代美術家の林先生のパネル加工。
3人のコラボレーション。
出来上がるまではドキドキワクワクだった。
これらの作品がどこかの空間で常設されたら本当に嬉しい。
ぜひ会場で、作品を見てください。
上通り大宝堂ギャラリーにてローゼンクレイスタジオ陶展が開催中。
ローゼン先生の素敵な花器。
すごい存在感。
今回はお話をいただき、私も「書」ではなくカリグラフィーとして、壁面に協力させていただいた。
私の線にローゼン先生のアート感覚、そして現代美術家の林先生のパネル加工。
3人のコラボレーション。
出来上がるまではドキドキワクワクだった。
これらの作品がどこかの空間で常設されたら本当に嬉しい。
ぜひ会場で、作品を見てください。
今週からイベントの目白押し。
今日からローゼンクレイスタジオ陶展(上通り大宝堂)
分館では、昨日から三嶋天鴻先生のグループ展と浮島館の日本画展。
県伝統工芸館では、ジョージM・マッコリー&出口文教 作陶2人展とモヒカンポシェットさんと宮部さんの Le Salon展。
草枕より
山路(やまみち)を登りながら、こう考えた。
智(ち)に働けば角(かど)が立つ。情(じょう)に棹(さお)させば流される。
意地を通(とお)せば窮屈(きゅうくつ)だ。とかくに人の世は住みにくい。
住みにくさが高(こう)じると、安い所へ引き越したくなる。
どこへ越しても住みにくいと悟(さと)った時、詩が生れて、画(え)が出来る。
人の世を作ったものは神でもなければ鬼でもない。
やはり向う三軒両隣(りょうどな)りにちらちらするただの人である。
ただの人が作った人の世が住みにくいからとて、越す国はあるまい。
あれば人でなしの国へ行くばかりだ。人でなしの国は人の世よりもなお住みにくかろう。
越す事のならぬ世が住みにくければ、住みにくい所をどれほどか、寛容(くつろげ)て、束(つか)の間(ま)の命を、束の間でも住みよくせねばならぬ。
ここに詩人という天職が出来て、ここに画家という使命が降(くだ)る。
あらゆる芸術の士は人の世を長閑(のどか)にし、人の心を豊かにするが故(ゆえ)に尊(たっ)とい。
住みにくき世から、住みにくき煩(わずら)いを引き抜いて、ありがたい世界をまのあたりに写すのが詩である、画(え)である。
あるは音楽と彫刻である。
そんなことを私は「草枕」に教えられた。
ローゼンクレイスタジオ展(下線をクリックください)の搬入がいよいよ今日。
ローゼン先生から数カ月前に
「今回のクレイスタジオ展の発表に壁面をアート作品として、しゅんけいさんに協力お願いしたいんだけど・・・」
ローゼン先生のスタジオに道具を持って伺った。
「書」じゃなくて「カリグラフィー」
「(文字)じゃなくて(線)なのかな!」
あえて、線を書く、面白い線を引くとなると手が止まってしまった。
・・・・・(悩)
時間はどんどん過ぎる。
で、
結局は・・・
いろんな文字を自由に書いてみた。
自分が楽しく書き始めたときに気付いた。
書こうと思ったら書けない。夢中に書いていたら出来ていた!!!
書いた文字、書いた線を、ローゼン先生と現代美術家の林先生の技術で加工され、搬入される。
上通り大宝堂ギャラリーにて5月30日~6月4日まで。
3人のコラボレーションという今までなかったスタイルでの壁面アート。
どのようなことになるかわくわくと不安がいっぱい。
最近、物を創るってなんだろう?って考える機会が増えた。
いろんな創りびとと会う機会が増えて、いろんな話をすることが多くなった。
いろいろ感じて、いろいろな人のいいところを取り入れて、自分の仕事を見直したい。と思う。
学ぶは、「まねぶ(学ぶ)」と同源で、「まねる(真似る)」とも同じ語源である
これは、ご近所万町の川上酒店。
来月4日から「渋団扇展」を開催予定のお店。
唐人町の森本襖紙やさん。
古いお店のつくりがそのままミニチュアお店に。
新町の「森からし蓮根屋さん」のからし蓮根も並んでいる。
はきもの屋さんに武蔵屋さんも・・・。
古町、新町の町並みや水道町のお店もつくられていた。
びっくり!!!
筆を持ってもうウン十年。
なぜ思うような「線」が引けないのか・・・と悩んだり、
なぜ思うような「形」が書けないのか・・・と悩んだりして
ウン十年。
筆と墨と紙といつも仲良くけんかしながら・・・。
先人が残した「書」
歴史に残った「書き文字」
「線」「形」
の向こうにはその人の「心」があるはず。
「心」を読み取るには、
読み取れる、響き合うための能力が必要だと思う。
感じる力、見えないもの、さりげないものや、事の中に
とてつもない大きなメッセージが隠されている。
「書」は時に私を苦しめ、時に私を励まし、時に私を喜ばせてくれる。
「書」は私の一生の友。
今月のねえねえ塾は、「墨染めのタペストリー」
紙をいろんなテクニックで染め上げて、オリジナルのタペストリーを作るという講座だった。
刷毛を使っていろんな模様を描き墨で染める。
いろんな段階で悪戦苦闘しながら、ユニークな模様のタペストリーが出来上がってきた。
来月は、中島屋さんで、「ロウケツ染め」のTシャツ・手ぬぐい作り。
皆さん、次回まで図案を考えてきてくださいね。
水曜日のしゅんけい教室。
夕方6時半からのスタートに子どもたちが「専立寺」さんに集まってくる。
畳の広い本堂にブルーシートを敷き、教室が始まる。
年長さんから大人の人まで、縦割りのみんなはとても仲良くなごやかに時がながれ・・・。
お稽古時間はみっちり2時間、お迎のお母さんを待つ時間は、交代ですすんでいろんな手伝いをしてくれる。
学年が上がると下の学年の人のお世話を自発的にし、微笑ましい。
みんなのいい笑顔が集まる場所。
カルチャーセンターとは一味もふた味も違った素敵な空間だと思う。
昨夜は、お花が特にたくさん飾られていたので、お迎えに来られたお母さんたちと一緒に写真をパチリ!!!
みんなとってもいい笑顔!!!
阿弥陀如来様も後ろで微笑まれていると思う。
昨日とは違って、今日はさわやかな風が吹くいい朝を迎えた。
今期最初のくまもと清陵高校のスクーリングの講義に阿蘇の校舎にスクールバスで向かった。
回ってる回ってる!!!西原の風力発電の風車。
学校に着いたら、校舎から、阿蘇の五岳が見える。
「なんて素晴らしい景色なんだろう」
1年生の生徒たちにとってはスクーリング初日ということもあって、多少緊張気味。
硬い表情でのスタートだった。
書道の時間は講義と実技。
筆を持っていざ書き始めたらみんな集中して、よく授業を受け入れてくれたようだ。
「楷書」と「行書」「漢字仮名交じり文」
「漢字のお話」
「かなのお話」
「硬筆」
一日通しての書道の授業に何か感じてくれたら嬉しい。
帰り際に、ある女の子が
「先生、授業面白かったです。ありがとうございました。」って頭を下げて挨拶してかえってくれた。
私もとっても嬉しくなった。
一期一会。
良い一日だった。