四季の彩り

季節の移ろい。その四季折々の彩りを、
写真とエッセーでつづって参ります。
お立ち寄り頂ければ嬉しいです。

凛と語りて

2020年11月15日 10時25分02秒 | 日々の歩み
 国内の新型コロナウイルスの感染者は昨日、14日午後9時45分時点の集計で、
新たに1732人確認され、一日当たりの感染者数は3日連続の過去最多更新とのこと。
なお、大阪府(285人)、神奈川県(147人)、千葉県(88人)、茨城県(40人)、
静岡県(36人)が、いずれもこれまでで最も多かったとのことです。
感染状況から第三波到来ともいわれています。Go Toキャンペーで国内の移動を促進た結果が、
残念ながら数値として証明されつつあると感じます。

 アメリカでは大統領選挙の投票結果、全州の勝敗が決まりましたが、依然として
トランプ大統領が敗北を認めず、政権移行がスムーズに行われていないと言われています。
民主主義のお手本とも言える国家での、それに逆行する為政者、とりわけリーダーの
在り方に大いなる疑問を感じます。



 私たちは、相変わらず「新しい生活様式」を尊重しつつ、通勤、日常の買い物、
時々の散歩とスイミングで日々を送っています。
散歩で行く遊歩道の周辺には、秋たける季節を象徴するつわぶきの花、シクラメン、
菊、皇帝ダリア、さらにピラカンサや柿の実が、末枯れた風景に彩を添えています。



このような日々の徒然に詠んだ短歌を掲載いたします。
 ☆露の玉 萱の穂先に連なりて 朝日のかけら それぞれに映え
 ☆吹きだまる桜もみじのその上に鶺鴒一羽 なにをついばむ
 ☆葉山なる棚田に実る稲穂にも アキアカネ飛び秋もたけなわ
 ☆秋潮は空を映して藍深く コロナ禍無縁と海は凪いる

 ☆秋草の 花それぞれに耀きて おのれあること ひそかに語る
 ☆夕映えの染めるこずえにただ一つ 木守柿熟れ 空よりも濃く 
 ☆森の影 花野に伸びてそこかしこ モノクロに変え さらに広がり
 ☆秋草の穂絮(ほわた)飛びいる夕まぐれ コロナ禍今も荒びいるらし



 ☆この星も 時には品格見せ賜う ハリス、バイデン凛と語りて
 ☆核のカギ預かる人の狂気など 想定外と言えないうつつ
 ☆リーダーの資質の一つ 進退の 判断できぬ人の憐れも
 ☆責任は十万年のかなたにも 原発のゴミ漂流の果て
 ☆その昔ニシンで栄えし寿都町 核のゴミとの未来はありや
コメント (5)
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