民主党に期待したのは間違いでした。自民党政治に終止符を打ち、もっと民主的な庶民が報われる社会が実現するのだろうと喜んでいましたが、やはり寄せ集めの団体では意見がまとまらず政権は瓦解してしまいました。
そして現政権。経済成長のために安定した国政運営を期待した国民の意志で自民党が復権しました。
何とかミクスやら、何本の矢やらがうまくいき、やはり自民党かなあと思った国民も多かっただろうと思われます。東京オリンピックも決まりましたし。
その陰で着々と進めてきたのが特定秘密法案という恐ろしげな法律の成立ようです。もしかして、初めから目的はそっちにあったのでしょうか。経済の傘に隠れて。
今日のニュースでは、明日にも強行採決されるような雲行きです。
多くの人々が異議の声を上げ、あるいは更なる審議を求めているにもかかわらず。
一つの政策がうまくいけば、多少無理な法案も通せると高をくくっているのでしょうか。
国民の代表が国民の声を無視することは民主主義を無視することです。
そして今後、さらに無視しやすくしようというのが今回の法案のようです。
過去から学ばないというのは日本国民の習性なのでしょうか。
原爆を落とされ、原発事故を体験してさえなお、戦争前夜のような法律を考えたり、原発を動かしたり売ったりしようとする。
「そのうち忘れるだろう」と、国民はバカにされたもいいところです。
もしかして、本当にバカなのか?
自分のことより先に国民のことを考えるまともな政治家はいないのですか?
こんな政治家しかいない国民であることが恥ずかしいです。
日本も日本人も好きなのに、日本の政治家は嫌いです。
あ、これって世界共通?