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旧・ギターとともに.おやじの再出発ブログ
大病から復帰した親父が始めたギター。家族とギターとともに歩むマイペースな人生

「Pumping Nylon」という本について

2016-08-13 16:04:00 | ギター・グッズ
 葉山・森戸海岸の海の家(クリックで拡大)

 今日は、本をご紹介したいと思います。

 以前、、、と言っても2014年末の話。この年の瀬の挨拶記事の中で、「ちょっといい本に出会ったので来年紹介する」と書いていたものなのですが。。。(爆)
来年どころか足掛け2年になってしまいました。

なぜ今回、改めてその本が出てきたのかと言えば、最近また見るようになったからなんです。
前回の記事で紹介した「Cielo Abierto(澄み切った空)」という曲、今練習してるんですが、速弾きやらセーハやらが壁になっていて、また読み返してみようと思った訳です。

そもそも、この本を購入した動機は、プランティングを理解したい、でした。
 当時は、「サンバースト」のリターンマッチに燃えていた頃ですが、未熟な私は(今でも未熟ですが)、「速い曲」をついつい「急いで」弾いてしまっていて、師匠から「スローで練習する際に、無理・無駄・不自然のない効率の良い運指を考えることが大事。敢えてプランティングすることを薦める。音にメリハリも出る。」とアドバイスを貰ったんです。
この際、プランティングを説く教則本、ということで紹介されたのが、この「Pumping Nylon」という本だったんです。
著者は、Scott Tennant。この方、LAGQ(Los Angeles Guitar Quartet)のメンバーなんですね。LAGQと言えば、かつてアンドリュー・ヨークも参加していた訳で、「サンバースト」の練習つながりで、この本に出会ったなんて不思議な縁だと思いませんか?(思うかいな!笑)

 Pumping Nylon(クリックで拡大)

さて、それはさておき、なぜ、この本がいいと感じたかと言えば、、、
通常、教則本というのは、頭から順々にエチュードをこなして、少しずつ難易度が上がっていって、最後に総仕上げとして、憧れの「あの曲」を弾いてみよう!、みたいなのが多いじゃないですか。
ま、それでもいいのですが、途中で飽きちゃうのがオチ。。。
でも、この本は、いわゆる参考書、リファレンス的に使えるんです。つまり、決して積み上げではなく、課題別の記載になっていて、自分の読みたいところから読めばよく、そこにアドバイスとエクササイズがある、という構成なんです。しかもTAB付き。(爆)
もちろん、本としては基礎から書かれていて、私などは、左右の手の形や爪の形など、改めて参考になったし、何より、今更ながらバレー(セーハ)のコツが見直せたりして、久しぶりに満足感の高い本だったのです。

そうそう、あとがきには、彼なりの緊張感への対処まで書かれています。盛りだくさん。

 さて、これから、速弾きとセーハについて、この本のアドバイスを読み返そうと思います。「澄み切った空」、ハードル高いっす。

Toshi

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