葉山・森戸海岸入口のレストラン
久しぶりの更新になってしまいました。ちょっと仕事でイベントがあって、余裕がなかったのですが、ようやく一段落といったところです。
忙しいさなかでも、細々、カリニョーゾの読譜は続けています。(未だ終わりませんが。。。涙)
さて、前回に引き続き、今回も「脱力」がテーマです。
前回、「いつの間にか、もの凄くチカラが入って」いて、左手1指に痛みが走り、「脱力の大切さ」に気付いた訳ですが、その脱力をどう身に着ければいいのか、には辿り着けていませんでした。
ですので、左手の脱力の方法について、情報収集してたんですが、、、
いくつか参考になるサイトや本があったのです!!もちろん、マスターできた訳ではありません。脱力奏法の「意味」というか「理解」というか、今後の練習に対する示唆、気付きがありました。
私的に参考になった情報をちょっと紹介しますね。
■Blog記事(1)
こちらの記事、実に面白いのですが、キーワードはネコの重さです。(笑)
ネコが筆者の布団の上で寝る。この時、ネコが熟睡するとものすごく重くなる。なぜか?
起きて意識がある時は何らかのチカラが働いているものだが、熟睡すると「脱力するから」。
男性の腕の重さは、ネコの体重ほどあり、脱力すればギターの押弦には十分と。つまり、ギターの左手は、セーハも含めて腕の重みで押弦できる、という記事。
■Blog記事(2)
こちらの記事は、まさにレッスン記事。左手を脱力して押弦する基本が書いてあります。
基本は(1)と同じで、腕の自重で押弦できる。加えて、親指の使い方と「脇をあけない」という構え方。脇が開き始めると腕を肩で支え始める。
この「脇をあけない」というのは脱力感を実感できるので参考になりました。
■書籍「ギタリスト身体論」八幡謙介 著
達人に学ぶ脱力奏法~との副題があり、身体の使い方に目を向けた本ということで早速購入した次第。
(クリックで拡大)
ただ、この本は、エレキやアコギのプレイヤー向けの本。しかも左手の基本が3本指+親指なので、クラシックギター奏者の方の身体の使い方にはなりません。
でも、「親指の使い方と押弦に必要な最小限のチカラを体感する。」というテーマは同じ。また右手の脱力まで触れており(ピック前提ですが)、アコギもやる私的には参考になりました。
余談ですが、この本の冒頭になんと!作家の平野啓一郎氏が推薦文を寄せているのです。平野啓一郎氏といえば、いま「マチネの終わりに」が映画化(2019/11公開予定)までされている人気作家ですが、ご承知の通り、主人公はギタリスト、ギター曲のタイアップCDまで出ています。劇中で福山雅治氏がクラギを演奏するなど「ギターの話題」に事欠かない訳ですが、この本が出たのは2009年、平野氏は本当にギター好きなのですね!
ということで脱力のキーワードは、「自重で押弦」「親指の使い方」「脇を開かない」ということで、今後の練習の大きなヒントを貰いました!
引き続き、カリニョーゾの練習頑張ります。
Toshi
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ギタリスト身体論 ー達人に学ぶ脱力奏法ー | |
八幡 謙介 | |
中央アート出版社 |