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旧・ギターとともに.おやじの再出発ブログ
大病から復帰した親父が始めたギター。家族とギターとともに歩むマイペースな人生

風街レジェンド 2015 in 東京国際フォーラム 8/22

2015-09-21 00:27:28 | Live Report


いけませんねぇ・・・すっかり更新が滞ってしまいまして。。。
どうしてもFBに手が伸びてしまいがちな中、iPhone5のカメラが壊れてしまい、ますます記事が書けなくなってしまいました。この記事の写真はガラケーです。
もう前の記事から2ヶ月!お陰でドデカイ広告が表示されていて驚きました。
海より深く反省し、もう少し記事を書いていきます。そういえば、その後、ギター勉強会もあったし、来年の発表会へ向けても始動してますし、そんなことも追って記事にしていきます。
因みに、「海より深く反省~」というフレーズは、小学生の頃に流行っていたマカロニほうれん荘というマンガなんですがね。。。
ま、どうでもいいことで。。。(笑)


さて、前置きが長くなりましたが、去る8/22(もう1ヶ月だよ。笑)、東京国際フォーラムへ、とあるLIVEを観に行きました。

松本隆 作詞活動45周年記念オフィシャル・プロジェクト
「風街レジェンド 2015」 というもの。

実はこれ、私の場合は、チケットが生協で売り出されていたところをカミさんが見つけて、豪華ゲスト!という触れ込みだったので、ろくに中身も確認せずに、慌てて購入していたんです。作詞家・松本隆さん、というより、松本隆さんのステージか!?と思ってしまった訳です。
「風街・・・」と銘打つぐらいですから、当然「風街ろまん」。。。
これはっっ、はっぴいえんどが見れるのか!と思いましたし、生協の広告には杉真理やら佐野元春やらの名前も出ていたので、一も二もなく買った訳です。





で、当日、ドキドキしながら会場へ行ったのです。ところが。。。
これが、そんな想像を遥かに超えたステージだったのです☆

幕が上がると、まず現れたのは、やはり、はっぴいえんど!
もうのっけから、ドキドキは最高潮に!
こちらから見て、右にベースを構えた細野晴臣氏、左にギターの鈴木茂氏、中央で一段高くなった所で、松本隆氏がドラムを叩く。。オリジナルは見たことがないけれど、でも中学生の頃から憧れて続けていたミュージシャン達が確かにそこにいて、演奏している!!

「夏なんです」
「花いちもんめ」

独特の雰囲気。余裕の演奏。。。
大瀧詠一氏がいないのが、本当に残念です。

松本隆氏ですが、ドラムソロを決めたりして、堂々たるドラミングを披露されてましたが、ドラムを叩くのは本当に久しぶりだそうで、後方にサポートドラマーがいたのですが、これが何と林立夫氏。ティン・パン・アレイのドラマーです。はっぴいえんどの後ろで、林立夫氏がドラムを叩く、、、これまたスゴイ組合せ。

途中で、はっぴいえんどが佐野元春氏を呼ぶ。
いっしょに演奏したのは、「はいからはくち」。

もうゴキゲン!なるほど、、、このコンサートはこんな感じで、はっぴいえんどや大瀧詠一氏のナイアガラなど、ファミリーを軸に進むんだな!って思ったのです。

ところが、そんな期待は見事に、いい意味で裏切られたのです。

はっぴいえんど+佐野元春の演奏が終わったら、あれ?
ステージが暗転。。。何が起きるのか、と見ていたら、ステージ後方のスクリーンに詞の一節が浮かび上がる。。

あれ?これはひょっとして・・・???と思っていたら、
演奏が始まり聞こえてきたのは、なんと太田裕美の「木綿のハンカチーフ」。
ステージが明るくなったら、なんとそこに太田裕美本人がいて、歌い始める。。!
えーっ!?目パチクリ。。。

なるほど、そういうことか!これは松本隆氏の作詞活動45周年記念。
氏が作詞した曲を軸に進むんだ。。。だから、その曲の印象的な詞の一節が映される訳ね。。。間抜けなことに、ここに来てやっと気づくオイラ。(笑)

で、それはそれはスゴイことだったのです。ここ40年の日本の音楽シーンを一通り観たような気になりました。ざっと、出演者&曲を挙げますと・・・

はっぴいえんど      「夏なんです」「花いちもんめ」
佐野元春          「はいからはくち」
太田裕美          「木綿のハンカチーフ」
原田真二          「てぃーんずぶるーす」「タイム・トラベル」
大橋純子          「シンプル・ラブ」「ペイパー・ムーン」
石川ひとみ         「三枚の写真」
中川翔子          「東京ララバイ」
美勇士            「セクシャルバイオレットNo.1」
イモ欽トリオ         「ハイスクールララバイ」
山下久美子          「赤道小町ドキッ」
早見優            「誘惑光線・クラッ!」
安田成美          「風の谷のナウシカ」
鈴木准&河野紘子      「菩提樹」「辻音楽師」
伊藤銀次&杉真理&佐野元春 「君は天然色」「A面で恋をして」
稲垣潤一           「バチェラーガール」「恋するカレン」
南佳孝            「スローなブギにしてくれ」
鈴木茂&南佳孝      「ソバカスのある少女」
鈴木茂            「砂の女」
小坂忠            「しらけちまうぜ」「流星都市」
吉田美奈子          「ガラスの林檎」「Woman Wの悲劇より」
中川翔子           「綺麗ア・ラ・モード」
斉藤由貴           「卒業」
EPO            「SEPTEMBER」
太田裕美           「さらばシベリア鉄道」
水谷豊            「やさしさ紙芝居」
寺尾聰            「ルビーの指環」
はっぴいえんど&全員   「風をあつめて」

スゴイでしょう?
こんな曲を、ご本人が歌う訳ですから、バックバンドも豪華でしたよ。
井上鑑(Key)
松原正樹(Gt)
今剛(Gt)
吉川忠英(A.Gt)
高水健司(B)
林立夫(Dr)
山木秀夫(Dr)
三沢またろう(Per)ほか。。。

どの楽曲も懐かしく、そして素晴らしい。4時間に及ぶコンサートもあっという間の出来事。ナイアガラはじめ80年代に大好きだったミュージシャン達の演奏を観れたのもサイコ―でした。正直言えば、「ガラスの林檎」は松田聖子に歌って欲しかったですが。(笑)
それにしても松本氏。こんなに深く日本の音楽シーンに関わっていたのですね。
45年もの間、詞を書き続け、ヒットを飛ばし続けるのは並大抵ではないでしょう。
スゴイ仕事です。最後に観客で来ていたユーミンがステージに上がり、松本氏に花束を渡していましたが、曰く「詞を書くというのは身を削るような大変な仕事」と、偉業を称えていました。でも、そんな仕事を積み重ねてきたからこそ、なんだと思いますが、皆に囲まれて本当にいい笑顔をされていました。

でも。。。

 私的には、何が一番嬉しかったって、はっぴいえんどの生演奏をはじめて観れたのと、そして、大好きなギタリストである
鈴木茂氏の生演奏をはじめて観れたことでした。もう6年も前、このBlogでこんな記事を書いていました。。。ショッキングな事件だったことを覚えています。復帰して本当によかったと思います。

まだまだ素晴らしい演奏を聴かせて欲しいです。m(_ _)m

 Toshi

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