Novo começo. Com esperança e música.  ~おやじの再出発ブログ~

旧・ギターとともに.おやじの再出発ブログ
大病から復帰した親父が始めたギター。家族とギターとともに歩むマイペースな人生

愛器の紹介-その2・・・Martin D-28 (アコギ2号)

2009-06-28 18:52:47 | 愛器とメンテナンス
今日は、私の愛機紹介・その2です。現在、所有している2本のアコギの内、
D-28の話をします。
■YAMAHA L-10  ・・・アコギ1号
(25+α歳)
■Martin D-28   ・・・アコギ2号
(1歳)


(左:YAMAHA L-10 右:Martin D-28)

さて、このD-28、2008年に購入したものです。
そう、昨年(2008年)、大病を患い、そして復帰した私が生き方を変えるべく再び手にしたギター。。。
闘病を乗り切った自分へのご褒美、再出発を期す自分への餞別に、と理由を付け、高校生の頃からの憧れのMartinを、ドレッドノートタイプの原型と言われるニッパチを、思い切って購入したのでした。

しかし、高い楽器ですし、手に入れるまでは随分迷いました。。。買う決心をして楽器屋へ行くのですが、何度踏み切れずに帰ったことか(笑)。。。
一度、同じ楽器屋でD-28のいい中古が出て、それを狙って出掛けたら既に売れてしまっていたり。。。
最終的には、(賛否両論ありますが)トップにベアクローが入った新品が出て、店員も一生懸命その良さを説明して奨めるし、私自身も(私なりでしかありませんが)音の深みや高音域の煌びやかな鳴りを試奏で実感(*)するに至り、心奪われ。。。これも出会いだと、ついに決心した次第です。

L-10に比べれば、ナット幅が狭く厚めに感じるネック。始めは弾き辛く感じましたが、最近では随分慣れ、むしろ、ネック裏のクロスリンク塗装のメリットによる感触の良さ、滑りの良さなどが心地よく、これが長年培われてきたプレイヤビリティなのかな、と感じています。



Martin175周年にあたる2008年の製造、胴の中に「1833-2008 175th」の焼印があります。新品でもこんなに綺麗な音が出る。。。思い切って購入して本当に良かった。。。
生きている楽器、これから弾き込むことで更にどう変わっていくのか、それはそれは楽しみです。

(*)店でも確かに感じたのですが、しかし店では舞い上がってましたね(笑)。
  本当に鳴りを実感したのは、実は家に持って帰ってきてからです。

Toshi

[Martin D-28] 2008年製
■表板  :スプルース単板
■裏側板 :ローズウッド単板
■ネック :セレクトハードウッド※
■指板  :黒檀(ブラックエボニー)
■ブリッジ:黒檀(ブラックエボニー)
※マホガニーから変更されたのは、2005年からだそうです。知りませんでした。。。

ギターのきらいな季節

2009-06-24 22:34:54 | 愛器とメンテナンス
今日、雨が止んだあとの蒸し暑さといったらなかったですねえ。そもそも汗かきで、
最近メタボな私としては、ちょっとツライ季節かな。
人間にとって快適でない環境は、ギターにも快適ではないそうで。。。



写真は、ギターケースの中に入れてる簡単な湿度計ですが、60%を指してます。
(湿度計の右横に見えてるのは、調湿剤です。)
ギターにとって最適な環境は相対湿度50%なのだそうで、これまで冬~春~と
ずーっと50%を維持していたのですが、梅雨に入りさすがに湿度が上がってきて
ます。
どちらかといえば乾燥がギターにとっては大敵ですが、湿度が高すぎるのも有害
で、60%ぐらいまでが許容範囲、これを超え始めるとギターに変化が出ると言わ
れてます。 ひえ~、ギリギリ。
ギター練習してる部屋にはエアコンもないので、とりあえずは、除湿剤を増設して
対処するしかなさそうです。。。

Toshi

愛器の紹介-その1・・・YAMAHA L-10 後期型 (アコギ1号)

2009-06-21 22:09:32 | 愛器とメンテナンス
今日は私の愛器を紹介します。現在、アコギは次の2本を使用しています。
■YAMAHA L-10  ・・・アコギ1号
(25+α歳)
■Martin D-28   ・・・アコギ2号
(1歳)


(左:YAMAHA L-10 右:Martin D-28)

さて、今日はYAMAHA L-10の話をします。
このL-10、1984年に購入したものです。製造年はわかりません。ヤマハの相談窓口に公式に問い合わせたのですが、シリアル番号から、製造年を特定することはできない、との回答でした。。。そんなものなのですかねえ、残念です。

まだ、さかんに仲間達とバンドなどやっていたころ、金もないのでローンを組んで買ったものです。。。後付けで、当時出始めていたピックアップを取り付けたりして楽しんだものです。
一度、ブリッジが浮き上がり、ナットも剥がれたので、修理にも出しています。

気がついてみれば、25年もの月日が流れたのですね。途中、私もこのギターに触り続けていれば、25年のキャリアになっていたものを(笑)、なんと勿体無いことか。。。



ん? でも、このギター、ひょっとしてヴィンテージでは?(爆)
そう言えば、トップは濃い目に変色しており、なかなかの風格です。しかし、近くで見れば、ペグは腐食を始めてますし、ネックのバインディングが剥がれてるところもあり、痛んでますね。。。長く放置していた影響が出てます。また、ナットも削れていて、弦高が落ち、6弦はビビります。フレットも削れてます。。。
海より深く反省し、今度、大々的にオーバーホールしようと考えています。オーバーホールについては、またいずれレポートしようと思います。

幅広薄めのネック。それほど弾き易いとは思っていなかったのですが、D-28を購入した際、D-28が弾きづらくて仕方なかったのを思えば、L-10にかなり慣れていたということでしょうね。今ではだいぶD-28に慣れましたが、L-10が弾きづらいということは不思議とありません。

音ですが、私はまだまだ腕もありませんし、ギターの良し悪しを聞き分けるいい耳を持っている訳でもありませんが、さすがにD-28の前では。。。という感じです。
まあ、それも、これまで弾き込んでこなかった私の問題なのでしょう。
これからオーバーホールをして、D-28とともに弾き込んでいきたいと思っています。

それでは、D-28の話はまた次回に・・・

Toshi

[YAMAHA L-10]
■表板  :エゾ松単板
■裏側板 :[後期型]パリサンドル単板(*)
■ネック :アフリカンマホガニー
■指板  :黒檀
■ブリッジ:黒檀

(*)前期型はなんとハカランダ。製造年がわからないので、本当は前期後期も不明のハズですが、知る人に言わせれば、前期型は3フレットにポジションマークがないのだそうで。。。私のは残念?ながら、マークがあります。。。

音霊 in ハーフマイルビーチ

2009-06-19 23:02:38 | Live Report
いよいよ夏ですね。浜のライブハウス OTODAMA SEA STUDIO が今日からスタート
です。 OTODAMA SEA STUDIOは、ご存知の通り、逗子出身のキマグレンの2人が
立ち上げた「海の家ライブハウス」です。
逗子湾の最奥部、湘南にあって穏やかな波、美しい砂浜"太陽の生まれたハーフ
マイルビーチ"逗子海岸に、他の海の家と一緒に並んで立っている、まさに夏限定
のライブハウスです。


(写真は今日のOTODAMA SEA STUDIOです。)

今年は5周年記念だそうで、今日を皮切りに8月末まで、なんと73日間の連続
ライブ! トップを飾るのはもちろんキマグレンで、その後も錚々たる顔ぶれの
アーティストが登場します。

ざっと挙げてみると、

角松敏生
伊勢正三
押尾コータロー/宮沢和史
STARDUST REVUE ×2DAYS
泉谷しげる
おおはた雄一
大黒摩季
秦 基博
KAN
米倉利紀。。。まだまだほんの一部です。

波の音がする海辺の「海の家」の中で、この顔ぶれがライブをするなんて、素敵だ
と思いませんか?

海の家ですから、水着&裸足もちろんOK。夏の想い出に皆さんも出掛けてみて
は如何でしょうか? 私も2~3は行きたいと思っているので、なんとしても
都合つけなきゃ!

Toshi

OTODAMA SEA STUDIO 2009 ⇒ http://www.otodama-beach.com/index.php

葡萄烏龍

2009-06-19 15:12:18 | スローライフ・家族の日々
今週も出張続きでした。平日はギターに触ることもできません(T_T)。
せいぜい、ホテルでエアギター?・・・う~~ん、工夫せねば。。。

因みに今週は岡山2泊3日。岡山は東京からの所要時間で、航空機と新幹線がもろ
に競合する路線。早朝割引なら航空機の方が安くなるので、往路は基本こちらを選
ぶこととなります。ちょー早起きで疲れますね。。。

さて、それはさて置き、その岡山で土産に奨められたのが、これ!



知ってますか? 葡萄烏龍茶!

お茶専門店LUPICIAの製品ですが、これは岡山限定品!
葡萄のフレイバーがたっぷりですが、味はすっきりとした烏龍茶。冷やして飲むと
とても美味しい。これからの季節にはサイコーです。
岡山土産のきびだんごがマンネリ化している方にお勧めですよ。

Toshi

食療法?

2009-06-14 18:34:22 | が~ん、その後の療養日記
妻は以前から自然療法に非常に興味を持っていて、東城百合子先生の本などで勉強
をしてます。
昨年、私ががんで入院した際も、びわの葉温灸やびわのタネ、玄米菜食、妙法人参エ
キスなど、がんに効くと言われている自然療法を実践しようと懸命でした。ただ、退院後
は(入院中の苦しみを知っているだけに)、暫くは食事も自由にさせてくれていましたが、
そろそろ、少しずつですが、玄米などの食療法を取り入れることを考えているようです。

その矢先に、前回の記事「打倒メタボ!プロジェクト」の話が出たというわけです。
早速、昼食に登場したのが、これ!



釜揚げシラスとしそわかめの全粒粉パスタです。白米に対する玄米だけに留まらず、
パスタまで全粒粉になってしまいました。見た目も悪いですが、これは如何にヘルシー
とはいえ味気無さそう。。。
(とはいえ、シラスを使っているので、マクロビオティックとかよりも緩いみたいです。。。
無理なく続けるための工夫ですかね。。。)

恐る恐る?食べてみましたが、、、、、いやいや以外や以外!これが美味しい!
パスタも違和感ありません。これなら、また食べたいと思いましたし、バリエーション
が楽しみです。妻には感謝しなければいけませんね。。。

当ブログ最初の食べ物ネタは、療養日記からの記事となりましたが、今後もお奨め
できるメニューがあれば紹介したいと思います。

Toshi

打倒メタボ!プロジェクト

2009-06-13 20:23:26 | が~ん、その後の療養日記

ついに宣言されてしまいました。メタボリックシンドローム。。。
って、そんなことは人間ドックの結果でわかってはいました。体重は、ほぼ入院前
-2Kg。以前の記事「もとのからだへ?・・・人間ドック」を書いた時は、入院前-5
Kgでしたから、この3ヶ月で更に3Kg太った計算です。おまけに尿酸値は閾値オー
バー。退院から半年以上。ホントにシャバの空気はうまかったということでしょうか。

まあ、それは置いておいて、問題なのは、会社の健康管理室なるところから、保健
指導の対象者に選ばれてしまったことなんです。。。
迂闊?でした。。。産業医から要治療項目の紹介状を渡す、という呼び出しに
ノコノコ出向いたのが間違いでした。。。

保健指導って、何をするのかと言えば、メタボを解消!できるかどうかは別として、
6ヶ月間で体重と胴回りの数値を落とすことを目的としたもの。健康管理室から
すれば、プロジェクトですから、気合入ってます。(記事主題がプロジェクト名!)
で、私はといえば、体重と胴回りを毎日!計測しなきゃいけません。
「あたしゃあ、最近出張続きで、毎日体重の計測は無理!」と、ダダをこねると、
「出張の時は、胴回りの計測だけでOK。体重は量れる時だけでいいです。
ですので、メジャーは持ち歩いてくださいね。」ですと。。。

んで、ただ毎日計測するだけでは当然ダメ。生活を改善して計測するとのこと。
(当たり前か。。。)

んで、やれることから、だそうで。。。

(1)缶コーヒーは、甘いのは1本まで。あとは糖質0、或いは微糖を選ぶ。
(2)揚げ物、脂ものは極力排除。
(3)夕飯のごはんは必ず1杯。

これ、妻に大笑いされました。。。
保健師のヒアリングで、今の生活状況から無理なく改善できることを自分で言った
ものです。酒が入ってないのがミソ。(まずは自分がやれるといったことから約束
させるようですね)

んで、2週間でフォローが入って、改善が無い場合は、内容を変えるのだそう。。
あ゛--、面倒くさい。ストレス溜まりそう。



でもですね、確かに、ちょっと憂鬱ではあるのですが、、、
やる以上は結果出そうかな、と。
いつか立つステージに、腹が出てたらカッコ悪いし。。。なんちって。
それは別にしても、酒はやめたくないもんなー。
というわけで、運動もしつつ、ギターとともに頑張ります!

Toshi

リ・ズ・ム

2009-06-07 19:33:37 | ギターな日々
アンドリュー・ヨーク「サンバースト」のレッスンが始まりました。この曲、裏ノリ
バリバリのとてもリズミックな、気持ちの良い曲なのですが、今日はのっけから
壁にぶち当たりました。

当然、CDと同じ速さで弾けるハズもないので、ゆぅっくりと弾く訳ですが、この
「ゆぅっくり」が問題でした。

テーマのブロックにおける、とある小節で。。。
CDの速さでなら、理解できていた(つもりの)裏ノリのメロが、ゆっくりだと出来
ない! あれあれあれ?!?!
リズム取ってる足が、裏に引っ張られてしまうという何とも情けないこととなって
しまいました。

1と2と3と4と。。。
ゆっくりと数えながらやりますが、なかなかできません。耳に残っているCD原曲
の速さで弾こうとしてしまうのです。

「CDの速さでならリズムを理解できていた」のではなくて、CDの速さに囚われ過ぎ
だし、リズム譜の読解もキチンとできていなかったということです。楽譜の通りに
弾けないんだもんな~。トホホ。

おまけに、スローなメトロノームに合わせるのに四苦八苦です。前のカノンの時も
最初はそうだったのですが、16分音符やスライドが出てくると、テンポが早くな
ってしまうのです。もう、あきまへん。リズムは特に心配していなかっただけに、
ガックシでした(T_T)

講師曰く、「いや、心配はいらない。出来ていない人が多い。この曲は人気があり、
様々な演奏を聴く機会があるが、アマチュアの演奏では、タメや裏拍ができて
いない人が多い。自分の得意なフレーズだけ速かったりするし。。。。。
リズム感を鍛える意味でも、まずはスローテンポで、メトロノームでの練習を続け
て。足でリズムを取ることを忘れずに。。。」とのアドバイスを頂戴しました。



足で、身体でリズムをとる。。。若い頃バンドをやっていたときは、普通にやって
いたように思いますが、ソロギター始めてから忘れてたような。。。そういえば、
いつか見たヴァイオリンの独奏でも、上手な人ほど、身体が動いているのです
よね。
こりゃ、まずリズム練習からやり直し、特訓です!

Toshi

運動能力を取り戻せ!

2009-06-04 18:10:44 | が~ん、その後の療養日記
以前の記事、「シュワァ~ ッチ!?」でも触れましたが、最近、週末のギター練習
の合間に、自転車に乗る時間を作っています。

というのも。。。。。

***********
昨年、退院後の自宅療養中の出来事。
体力作りのために、毎朝、歩いていたのですが、とある週末に子供にせがまれて、
サッカーをやったのです。すると、、、

走れない。。。というかダッシュができないといった方が適当か。
頭の中では、「よし!」っと、ボールの飛んだ方向に向かって身体が動いている
(動かそうとしている)のですが、実体の身体は、動かない! 完全に瞬発力が無く
なってしまったのです。
これでもバスケットで鍛えた身体。スポーツには自信があります。この時の衝撃
といったら、ありませんでした。。。

「年でしょ」なんて、そんな単純なものではありません。おまけに、例えば、風呂
でシャワーを浴び、洗髪している時に目を瞑ったりすると、グラッとくる。。。
少しの時間も真っ直ぐ立ってられないのです。
3ヶ月半の闘病生活は、私の筋肉だけでなく、平衡感覚や瞬発力など、私が長年
積み上げてきた、運動能力を全てリセットしてしまったのです。
***********

これは、抗がん剤の直接の副作用ではありませんが、副次的な悪影響には違い
ありません。
がんに限らず、入院生活で、寝たきりの生活をしていると誰でもそうなるそうで
す。つまり、入院中でも毎日散歩でもしていれば、ここまでの運動能力の劣化は
ないようですが、私が入院中に散歩ができたのは、化学療法の1クール3週間の
内、最初の1週間程度。それ以降は、苦しくて散歩どころではありませんでした。
根性なしと言われれば、それまでですが。。。。。



と、嘆いていても仕方なく。。。

運動能力の回復に向け、最初は散歩だけだったのですが、最近は自転車に乗って
ます。平衡感覚も含め運動能力の回復に効果がありそうですし、子供との時間も
作れるので、一石二鳥と思ってます。

既に退院から半年以上。最近、歩行者信号が点滅に変わった瞬間にダッシュが
できるようにはなりました。が、目を瞑ってクラっ?は、まだあるんですよねえ。
 また、「手足のしびれ」もまだあります。

ですが、今後も前向きに取り組んでいきますよ。ギターとともに。。。

Toshi