Novo começo. Com esperança e música.  ~おやじの再出発ブログ~

旧・ギターとともに.おやじの再出発ブログ
大病から復帰した親父が始めたギター。家族とギターとともに歩むマイペースな人生

クラギに興味津々3

2011-01-16 11:42:17 | ギターな日々
葉山・シーライフパーク方面から海を望む

前回お話した中古のクラギ(KOHNO GUITAR No.10)ですが、試奏してみました。

実は私、クラギを弾くのは初めて!だったりします。。。なので、比較対象も何
もない中での試奏だったのですが、以下、私の正直な感想です。

(1)うわ、なんて太いネックなんだ。。。。こりゃ、いきなりは弾けん。
  >>肉厚で幅広なネック。左手親指が使えない道理ですね。納得。。。

(2)なんと柔らかい弦なんだ。。。
  >>鉄弦とは比べるべくもない柔らかさ。どのくらい柔らかいかと言えば、
    例えば、右手親指の腹を弦に乗せ、弾弦するまでの間に、親指の動き
    につれて、なんと弦がよじれるのを感じます。
   
(3)弦高が高い。。。
  >>6弦12fでおよそ4mm。師匠にも確認しましたが、これが普通だそう
    ですね。
  >>でも、低音弦を弾いた時の、弦の振動の様子を見ると、すごい振幅が
    あり驚きます。柔らかさ故でしょうか。これでは、確かに相応の弦高が
    ないとビビッてしまうでしょうね。

(4)ポ、ポジションマークが無い。。。
  >>曲を弾こうとしたら、ポジションマークが無いことに気付きました。
    これは弾きづらいですね。。。
  >>これは、普段から、音符よりもTABに頼っている弊害でしょうかね。
    考えてみれば、バイオリンなどはポジションマークどころかフレット
    すら無いですもんね。。。
  >>でも、プロも5f、7fにテープを貼ってる人が多い、と聞いて安心しまし
    た。(笑) ギターの場合は、カポを使うので、かえってテープの方がいい
    のでは、とアドバイスを頂戴した次第。

(5)音がデカイ!
  >>これは、教室でも感じていたことです。レッスンでは、師匠と一緒に
    弾くことがありますが、私のアコギよりも師匠のクラギの方が間違い
    なく音量があると感じていました。(トーゼン、腕も違いますが。)
    自分で弾いてみて、尚更、実感しました。本当に音量があります。

(6)高音弦はコモッてる。?
  >>低音弦は、深みのあるいい音だと思いました。逆に、高音弦はコモッ
    てるような感じもあります。アコギのようなキラキラ感はないけども、
    逆に音の立ち上がりは鋭く、鋭い分だけ減衰も早いというか、そんな
    印象を受けました。

ということで、あまりにも鉄弦のアコギと違うことが多く、軽いカルチャー
ショック状態でした(笑)。上記の私の感想も、鉄弦との違いばかりで、到底
演奏性や音の良し悪しなんぞを判断できるレベルではありません。

でもね、ちょっと熱中しちゃったんです。アコギで練習してる曲が弾けない
ので(アコギでもうまく弾けないけど)、1hほど練習しちゃいました。(笑)
先方には申し訳なかったかも。。。
この幅広肉厚なネックで演奏できるようになるには、また相応の練習が必要
だし、この柔らかい弦は、一見、弾きやすそうですが、微妙なタッチがそのまま
演奏に出てしまうような難しさも感じるところ。

ただ、ナイロン弦の音量と音色には魅せられましたねぇ~。

あ、そうそう、試奏したギターは、'74年製なので、実に36年も経過している
ギターでしたが、状態は良かったです。まあ多少のキズは仕方がないとしても
全体的に綺麗で、オーナーが大事にしていたことがわかります。それにペグは
最近交換したそうで、金ピカでした。

さ~、どうしようかな~。
また一晩寝て起きて、欲しい気持ちが去ってなかったら、師匠とカミさんに
相談してみよ~、と思います。

Toshi