わにの日々-中西部編

在米30年大阪産の普通のおばさんが、アメリカ中西部の街に暮らす日記

パシフィック・リム アップライジング

2018-03-24 | 映画・ドラマ・本
超楽しかった!

 5つ星満点で、星6つ。Rotten TomatoesやIMDbで、この映画に低い評価付けてる人の評価読んだら、アンタは一体何を期待して、この映画を見たんだと、机叩きながら問い詰めたくなる。リアリズムがないとか、ドラマが感じられないとか、涙も笑いもないとか、アホかバカかと小一時間ほど攻めたい。



 怪獣が東京を大破壊、3体が合体して巨大化したカイジューが目指すのは富士山!カイジューが大暴れの東京は、ちょっとウソモノだったけど、ま、一度破壊されて復興したから、今の姿とは少し違うのね、で、納得。カイジューが、新幹線をひっつかんで投げ飛ばしたり、東京タワーを踏み倒さなかったのは残念でしたが、ウルトラマンの代わりに(?)お台場のガンダムがカメオ出演してました。胸熱。

 巨大カイジューは、ゴジラさんよりずっとブサイクだけど、長い尻尾でビルをなぎ倒すのは、紛うことなきゴジラさんリスペクトだと思います。今回は、リーダーのジプシー・アベンジャーを操るのは青年達だけど、他の4体のイェーガーを操縦するのは、国際色豊かなティーンエージャー。正義の巨大ロボットを操縦するのは、十代の子たちと決まっておる。たとえ、どんなに老けていても!(コンドルのジョーだって18歳だ)

 それに4+1体のロボットが、主人公型、クールなムチ使い、女性体型、がっちりタイプ、おまけにちっこいのん(しかし大活躍)というのも、ゴレンジャーやガッチャマン、ゲッターロボ等々の王道5人組で嬉しい。次回作は、5体で合体だね!

 メカメカしいロボットのレスリングも見ていて楽しいものですが、東京でのロボットの戦闘では、何やら昔の巨大ロボット・アニメっぽいショットが沢山で、ジプシーは空まで飛んじゃうし(しかも、そのポーズが正に!!)マジンガーZもグレート・マジンガーをフルコーラス、ソラで歌える私には超胸熱。ボルテスVもコン・バトラーVも、勿論、歌えます。

おっれは、涙を流さない。ダダッダッ!

 
 前作から10年経っていることになっているので、老けメイク(?)で、すっかり大人の女性の雰囲気の森マコさんは、今回も凛々しくて素敵です。凛子さんだけに。なのに、なのに~(涙) 今回は、もう一人のアジア人女性、クールな科学者が登場します。ドローン・イエーガー開発者のシェン博士はジン・テェンさん。美しい。でも、凛子さんと似た感じなので、初登場時はマコかと思った。彼女も熱い!好きだ!!ハーマンとラブラブになっちまえ!

 あー、もー!すっごく堪能しました!何度か、Yes!!って叫びたかった。お客さん、静か過ぎ。ここは本当にアメリカか?

 エンドロールは、ロボット版「300」みたいでかっこよかったし、マーベルじゃないんで最後にオマケ映像はなかったけど、ガンダムのクレジット見れてよかった。主人公二人の過去みたいなのは、取って付けたみたいで浮いてるので、そこが不評の理由のひとつなのかもしれないけど、こういう映画によくできた脚本を求める人って、仲良く慣れないと思う。アンタは黙って「スリー・ビルボード」見てろ!って、言いたくなっちゃうよ、きっと。

 そうじゃない人にはオススメ!超絶オススメします!!日本の公式サイトはここね。