わにの日々-中西部編

在米30年大阪産の普通のおばさんが、アメリカ中西部の街に暮らす日記

日曜日は美術館に行こう

2017-04-09 | Museumsとイベント
 シンシナティの美術館に、特別展を見に行きました。まずは、日曜日は入場無料のタフト美術館。現在、フランスのジュエリー(Bijoux Parisiens: French Jewelry from the Petit Palais, Paris)展を開催中。ちなみに、この特別展の当日入場券は、水~土は$16だけど、日曜日は$6。何故なのかは知らないけど、ありがたい。


 17世紀から20世紀前半の豪華なジュエリーや、ファッション画は、観ているだけで、とっても贅沢な気分。気持ちセレブ。ダイヤモンド等の宝石やエナメルをふんだんに使った装飾品は、実際に身につけると相当重そうだけど、小さなペンダントやブレスレットは、欲しくなっちゃうようなデザインのものも沢山ありました。ギフトショップで、レプリカを売ってたら欲しかったけど、何もなかった~

   

 上記の特別展は撮影禁止でしたが、逆に、撮影奨励、SNSで拡散希望なのが、「Color+Rhythm: New Paintings by Cedric Michael Cox」展。躍動感あふれるカラフルな絵には、元気が貰えそう!かなり好き。待ち受けにしちゃおうかなv

 私は、美術館のカフェやギフトショップが大好きなのですが、この近辺では、タフト美術館のレスタランが、唯一のお気に入り。こちらでスパークリングワインと梨とくるみのサラダを頂いた後は、シンシナティ美術館へ移動しました。目玉は、鎧兜の特別展「Dressed to Kill: Japanese Arms & Armor(殺しの衣装・日本の鎧兜)」です。正直、エライ安っぽいタイトル付けたなって気がするけど…(-人-)


 シンシナティ美術館と地元蒐集家のコレクションの展示には、11体の鎧兜に加え、武器や幟、巻物絵も展示されて、見応えありました。でも、この規模の特別展示入場料が10ドル(-人-;)。

 ワシントンD.C.に長く住んでいたので、スミソニアン群の恩恵をたっぷり被って、一流の芸術をいっくらでもタダで見られる状況に慣れきってしまったとはいえ、2014年に見たLA郡立美術館(LACMA)のSAMURAI展と比べると、その規模や展示品数と展示方法、私でも名前を知ってるような戦国武将が身につけた鎧兜を綺羅星のように並べたLACMAに対し、こちらは持ち主の名前も分からないってのを鑑みると、かなり高いよなぁ…


 でも、こんな他にあまり日本人もいない中西部で、日本の芸術品に出会えるのは本当に嬉しい。展示方法が、部屋の中央に二列で並べてあるので、余り目にする機会のない後ろ姿がじっくり見られたましたし、子供用の鎧兜が展示されていたのも、興味深かったです。13歳くらい、と、ありましたが、随分と小柄で華奢だったので、もっと小さい子で、実戦用じゃなくて、お祝いなんかのためかも?って、思った。小柄な鎧といえば、ジャンヌ・ダルクの甲冑を見たことありけど、かなり小柄(140cmくらい?)だけど、流石にがっちり体型っぽい気がしたのを思い出しました。

   

 ちょうど、私が入場した時に、解説ツアーが始まったので聞いてみたけど、内容がいきなり「日本文化はジョージ・ルーカスにも大きな影響を与えています。ほら、ダースベーダーにそっくりでしょう?」で、そっとグループを離れました…