きぼう屋

生きているから生きている

昨晩今朝

2009年05月08日 | 教会のこと
昨晩は久しぶりに(2年ぶり)にバプテスマクラスを開くことができました
やっぱり楽しいしなにより幸せです

主イエス・キリストに従う決意というのは
決意された人のすべてを
存在から言葉から関係においてまで
一気に深めます

そしてわたしはバプテスマクラスで毎度その深い事柄にあずかっております

このクラスのカリキュラムはこんな感じです。


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バプテスマクラス(全10回)カリキュラム


第一回 イエス・キリストの誕生と生涯

第二回 イエス・キリストの十字架

第三回 罪人の赦しと罪のさばき

第四回 イエス・キリストの復活、および終末

第五回 神、および創造

第六回 聖霊、および関係性、教会の起こり

第七回 教会共同体(キリストの体)の精神と倫理
・・・共に生きる、平和・和解、とりなしの祈りと奉仕

第八回 礼拝と日常生活
・・・主の日と平日、主の所有と私たちの与りもの

第九回 バプテストの歴史と精神
・・・教会と国家、神の力と神以外の諸力

第十回 当教会の歴史と現在、そしてテーマ
・ ・・歴史における教会の各テーマおよびグランドプランと運営組織

信仰告白作成

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バプテスマクラスはとても大切です
比較できることではありませんが(わたしの勝手な思いですが)
結婚カウンセリングより大切だと思いますし
告別式(葬儀)よりも大切かもしれません。

告別式や結婚式で牧師の中身がとても問われますが
それ以上に問われると思います

だから
わたしも極めて真剣です

わたしのクラスは授業風でして
問いをポンポンと出しながら進めていくのですが
そしてその質問はけっこうむずかしい問いでもあるのですが
いやいや今回バプテスマを決意されたWさんは
見事に応えてくれまして
わたしが勉強になりました



今朝は
召されたHさんを送ります
仲間が集まってくれて
とてもあたたかい時を持つことができました

大好きだったタバコをおさめ
花を献げます

火葬場でも
スタッフがゆっくりと丁寧にかかわってくださり
よくある淡々とした感じがありませんでした
これには感謝です

いつも思うのですが
いわゆる葬儀屋さんのスタッフで
火葬場の最後の場面に立ち会う人たちは
きっとそういう場面の積み重ねがそうさせるのでしょうけれども
マニュアルを超えた親切さといいましょうか
丁寧さといいましょうか
人間らしさといいましょうか
そういうものを表現してくれます

整理なんかできないありとあらゆるものが詰まった現場の大切さを
あらためて覚えました

Hさん
とてもいい顔です

この世での生を終えても
みんな仲間です

わたしはこれからずっと
ゴールデンウィークのたびに
Hさんを想起できます

平安あれ