きぼう屋

生きているから生きている

本日

2007年01月17日 | 「生きる」こと
1月17日
今朝は4時に起きた
起きた瞬間に祈る

今日大きな手術をする教会のおばさんのこと
12年前の震災でいのち失った者たちのこと
愛する者を失った者たちのこと

ホームレスの者たちのこと
日雇い労働者の者たちのこと

起きた場所は大阪教会

今日まで日本バプテスト連盟ホームレス支援特別委員会による
大阪フィールドワーク

朝5時の釜ヶ崎に行く
仕事出しの始まる時間
雨降る中集まる人たち

人の熱さを経験する
物語がからみあう熱さもあるだろう
苦難の歴史がわきあがる熱さもあるだろう

釜ヶ先を離れると
すぐにしまわれ覆われる
そういうものが暴露されている熱さといえばいいのか

ただ
自らの小ささを経験し
しかし生きる力はわいてくる
そんな経験を受けつつ

5時50分の電車で京都に向かう
手術を迎える教会のおばさんのもとへ。

お連れ合いと友人親子も来た。
祈った。
涙浮かべながら笑いあった。

手術室の前で
お連れ合いが
「記念写真をとろう」

直前の7組の手術室へ送り出す深刻さを見た後の
なんとも明るい光景に
看護師もいっしょに笑ってくれる

祈り祈り祈る


祈祷会の時間になる
手術は終わらない。

祈祷会ははじまり
みんなで祈る
そして30分が過ぎ電話が鳴る。

手術が終わった
意識もしっかりしているとのこと

背骨がじんわりあたたかくなった


祈祷会がおわり
もう一本電話がなる

「明日の会議を中止してもいいか」

東京での会議が中止になった。

これまた
ありがたい・・・