きぼう屋

生きているから生きている

課題

2006年12月29日 | 「生きる」こと
今朝の京都は雪

昨晩の冷え込みは今年初めて「冬」を感じさせるもの
その晩街を歩いた

大阪での会議を終えた帰り
梅田と河原町の
今年の仕事を収め
仲間たちと飲んで別れるという場面をいくつも見る
-また来年もよろしく
-よいお年を

互いの眼を確認しながらのやりとりもあれば
ただただテンションでやりとりしてるのもあり
その人たちの物語を勝手に想像しながら歩く

なぜか寂しい関係を想像してしまう
実はつながっていないのに
互いに演技している関係
でもその演技が生きる必須になっている関係

冷え込みがそういう想像を導くのか
経験がそういう真実を拾うのか

演技の中につながりの真実味を求めるしかないのか
というような結論も抱きつつ
演技を放棄するこの時代のこの世界のつながりを
思い描けない自分の寂しさと
しかし
天のおとんから見せられるという希望をごちゃまぜにして

Birdlandを聴く

いい曲だ

いい曲が心にしみつつ
明るく自分の冷たさを眺める

演技の関係をことごとく切っていく冷たさ
演技でつながる中から互いに演技から解放される道を選びきれない冷たさ

来年のテーマを
冷え込む街からもらった