Rainy or Shiny 横濱ラジオ亭日乗

モダンジャズ、ボーカルを流しています。営業日水木金土祝の13時〜19時
横浜市中区麦田町1-5

秋晴れの彼岸花終章

2011-09-27 15:58:17 | 自然
朝方のどんよりとした空がお昼近くになって一転、湿り気のない快晴になった。生ラーメンを茹でて半熟玉子と海苔と横の菜園から抜いたばかりの青葱をみじん切りしたシンプルな具の中華麺が昼食に。いつもの二宮町にある障害者福祉法人で卸している「鶏がらスープ」タイプの中華麺2個入り170円というやつだ。汗ばまない気候になってから汁ものが美味い。昨日もお昼は出品の応援に駆けつけてくれたオーディオ先輩のKさんと天麩羅蕎麦を食べる。大山の入り口にある「山そば」というぶっきら棒と蕎麦のボリウムに特色がある繁盛店だ。店主の無愛想を反映して蕎麦は何か市販の乾麺を茹でたようなボソッとした蕎麦粉純度の低い味だが、これが熱いカケ汁と馴染むことに最近になって気がついた。

中華麺による満腹後の運動をかねて日向渓谷沿いの畑地沿いに咲く終段階に近づいた彼岸花を探索してみることに。大山連山に降った大雨の余勢のせいか、渓流の水かさは増えている。少し上流にある虹鱒釣り場から流されて降りてきた残り鱒が潜んでいるような瀬脇の淀みをしばらく観察する。裏の空き地を掘り返して生きのよいミミズでも捕まえて即興渓流釣りにでも挑戦したくなる良い秋空である。畦沿いに最適と思われる彼岸花を何枚か撮ってみることに。馬頭漢音を囲むように咲くポイントはすでに花も褪せている。棚田の柿畑に群がる花は一度はなぎ倒されたのに好天の滋養を吸い込んだせいか?しゃんとして甦ったみたいだ。自分が愛好している白髯神社の小道を挟んで土手に点在する花はちょうど茎の張りもよい見ごろを迎えていて、この分では週末まで持ちそうな勢いを感じる。

近所の無人売店に丁度見かけた谷中生姜と玉葱を各100円で購入する。今夕の自炊メニューがこれで決まった。玉葱とジャガイモのパストラミハム炒め、豆腐を合えた煎り玉子、金山寺味噌添えの谷中生姜に決まりである!無人売店のはるか奥の方にある耕作地を眺めていて浮かんだ一句。

   腰曲がる農婦の背にも彼岸花(新)