Rainy or Shiny 横濱ラジオ亭日乗

モダンジャズ、ボーカルを流しています。営業日水木金土祝の13時〜19時
横浜市中区麦田町1-5

ボーカル聴き比べ会の準備

2017-04-23 21:55:02 | ラジオ亭便り

Aさんご提供の独シーメンス小型可搬スピーカーと同じ時期の独SABAフルレンジスピーカーというモノラル小品スピーカーの聴き比べ会を横濱ラジオ亭 にて予定している。駆動アンプはNさんが作ったミニアチュアパワーアンプだ。

これにビンテージベテランのHさんが余興でジョイントさせた米フィッシャーのアルニコマグネット楕円形20センチスピーカー+石膏紙粘土製ホーンユニットも面白い鳴りっぷりをしているので、急遽エントリーすることになった。日時4月29日(土)14時〜17時 参加会費 1000円

今週の営業ご案内   4月24日(月)12時〜15時  25日(火)12時〜19時  26日(水)休業日

27日(木)〜30日(日)12時〜19時

 


ドイツ ビンテージ 小型スピーカーの聴き比べ会

2017-04-14 20:06:25 | ラジオ亭便り

ドイツならマリーネ・ディートリッヒ、フランスならエディット・ピアフ、アメリカならビリー・ホリディーのような人生の情景が滲み出す歌い手のボーカル再生にピッタリな携行タイプの50年代ドイツユニットがここ数日 ラジオ亭の空気に春の潤いをもたらしている。

真空管やビンテージスピーカーの話題になるとお互いに膝を乗り出す同好の士ともいうべき横須賀在のAさんが期間限定で貸してくれたドイツシーメンス社のハンドルグリップ付きカーゴ型スピーカーだ。もう一つは同じドイツ製の小さなアルニコマグネットを背負っているSABA社の20センチのもの。

これはAさんから物々交換で入手したもので小さな正方形の密閉箱の後面の蓋を外してある。面白いことにシーメンスのキャビネットは緑色の塗装が丁寧に施されていて見た目も美しい。SABA社はコーン紙が緑色に染色されている。緑は50年代ドイツスピーカーの流行色だったのかもしれない等と勝手な推測をしながらありったけのボーカルソフトを聴き比べる暇時間が楽しい。

やはりラジオ亭に1Wくらいの真空管アンプを貸与してくれているNさん製作のミニアンプが活躍している。ほぼ同時代の両者の鳴りっぷりを判別しやすいのは、左右のボリウムが独立している為で左がシーメンス、右がSABAだ。瞬時切り替えしながら好きなリー・ワイリー、ミリ・バーノン、ジュリー・ロンドン等を聴き比べているのだが、どちらとも判定しがたい状況だ。そこで4月29日(土)午後2時〜好きなソフト(但しモノラルのボーカルに限定)の持ち寄り茶会をすることになった。限定10名  参加費 コーヒー+ケーキ付き 1000円   参加申し込みはブログコメント欄に書き込みオーケーです。

営業ご案内       4月17日(月)20日(木)  休業       18・19・21・22・23 各  平常営業12時〜19時


本牧付近の小径歩き会

2017-04-06 13:45:56 | ラジオ亭便り

ラジオ亭によく顔を出してくれる友人と本牧付近の地山を縫うように点在する谷戸坂や小径を歩く会を始めた。一回目は平日の4月5日。桜も頃合いだろうという予想通りの好天に恵まれる。e

本牧山頂公園付近の小径を愛でようということで5人の知己が集まる。本牧神社の参道は通称アカ桜というソメイヨシノよりも桃に近い赤みがかった早咲の桜並木が街の景観になり始めている。昼を食べた付近の「ハローカフェ」で発行したパンフを眺めていたら、この本牧神社の前身地では大正11年に詩人八木重吉が祝言をあげているなどという初めて知る記載もあった。

山頂公園は本牧神社の背後にあって広い敷地を囲むようようにソメイヨシノ、ケヤキ、クヌギ、ナラのような落葉樹が整然と植樹された明るい公園だ。横浜港の眺望も頗る良好で今まで横浜に長く居ながら足を踏み入れなかったことが惜しまれる。

当日の圧巻はこの公園に近い崖上にあるMさんのお宅での喫茶談笑時間。生活というもののお洒落を真に体得しているM夫人が敷地の周りで最近になって採取した「ミツバ」「ツクシ」「フキ」が都市住宅の密集地本牧の産出という事実に驚く。

 

M夫人お手製のシンプルな蕗煮付けが皆に供されたが、これは最高の春らしい贈り物ということを蕗に潜む繊維の香りを味わっているうちに気がつく。第一回の谷戸坂&小径愛好会はこの芳しい本牧地産蕗が賞味できる寄り道によって成功したようである。

営業日のご案内  4月7(金)〜9日(日)12時〜19時  平常営業  10・11日休業日

 12(水)〜16日(日)12時〜19時  平常営業