視人庵BLOG

古希(70歳)を迎えました。"星望雨読"を目指しています。
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ぐんま天文台 天文学校(前半)

2008-01-15 15:48:53 | 天文関係
週末、ぐんま天文台で開催された「天文学校」前半に参加してきた。
「天文学校」に参加するのは今年で3回目。毎回実習を通じての学習は観測天文学の世界を知る上で大変勉強になる。
今回は「変光星の光度曲線を調べる~相対測光の基本的な考え方~」
天候が良ければ変光星を時系列に撮像するはずだったが、生憎の天候のため、事前に撮像された変光星のサンプルデータを使用してデータ処理の実習をおこなった。

以下メモ書き

sample data AM Leo (しし座AM星:おおぐま座W星型食変光星(EW))
exp=20sec
interval:60sec=1min
time 23:33-27:33(obj)
total 240frame
FILTER open
telescope 観察用2号機 (E250)
CCD BT-211E
temp -30℃ (const)

(AM Leo:by ALADiN


1:マカリを使用して撮像データを一次処理(ダーク、フラット補正)
  (昨年の天文学校で処理手順は教わっているが、すでに忘れている!?)
2:大気補正処理:緑2重線の内側の部分(sky部)の測定値をobject部の測定値から差し引く
3:データ集計



下は4時間分(240flame)のデータを受講者12名で手分けして補正作業後、受講者の方が集計してくれたグラフ。
変光星カタログを持った極小時刻予想プログラムによると24時45分極小と予想されていた。横軸0flameが23:33だから72flameが24:45となる。
小生が処理したのは200-219flame。大分移動が激しいが観測当日の同時刻頃、他望遠鏡での観測記録によると天候の変動があった模様。


「天文学校」後半は、天候が良ければグループに分かれて予定した変光星の時系列撮像を行う。
その後近傍の変光星でない近似のスペクトル型の比較星と比較測定処理の実習をする予定。

P.S.
参加者のなかに小生と同じように、放送大学で天文学を学んでいる方がおられ嬉しかった。別系学科を卒業するまで9年もかかったとのこと。
焦らずのんびり継続することが大事と再確認した次第。

2006天文学校
2005天文学校

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現実に戻る

2008-01-11 06:22:19 | 星望★雨読
1:今日で雇用保険の支給が終了。
年末年始はカメラ等で散在したなあ!
サアーテ??年金支給まであと何ヶ月?


2:通信添削の結果が戻ってきた。放送大学の授業も来週で終わり。月末は期末試験。
勉強モードへ戻らねば!

3:正月以来体重が1kgオーバー、これが落ちないんだな!

身体もライフスタイルもダイエット、ダイエット!!

P.S.
昨日、小堀遠州展クマグスの森展のハシゴをした。
小堀遠州展は展示物を視るというよりは熟年女性を視にいったような大変な混み具合。いくら小堀遠州が茶道に関係が深く、最近この展覧会がNHKで紹介されたとはいえ、異常な混み様のような気がする。
勿論小生あたりまで招待券がまわってくるくらいだから、宣伝は行き届いているのだろう。
「茶道」と「庭園」という熟年女性が"安心"して友人に声を掛けて出かけるきっかけになる催し物なのだろう。展覧会場前の和物即売コーナーや同じ階にあるレストランは展覧会帰りの熟年女性達で溢れかえっていた。
小生もそうだが、この先行き不安の世の中、"安心"というキーワードが一番受けるのかもしれない。
「クマグスの森展」のほうは"安心"というキーワードとはほど遠い、自分の中の狂気に怯えていた?南方熊楠の人なりを追った展覧会だ。
昨年10月から開催している展覧会だがそれなりに人は入っているようだ。小堀遠州展と観客層にずれはありそうだが?

南方熊楠は10年ごとにブームになるそうな。

自分がクマグスに惹かれるのは何だろう?
その狂気的な行動力や知識欲でないことは確かだ。
多分、彼が没頭した、生命とは何かを考える上でもっとも興味深い境界領域にいる「粘菌」への思いいれかもしれない。

小生も「年金生活」でなく「粘菌生活」をしたいものである。(笑)




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ジムノペディを聴く

2008-01-07 06:43:50 | 星望★雨読

1/6、東京都庭園美術館「友の会」の交流会に出かけた。
お目当ては庭園美術館大広間でラリックのレリーフガラスを背にして島田璃里さん、山口博史さんの「ーアール・デコの館でサティを弾く!-」
「サティ=サロン音楽」ということもあって、演奏中席をたって美術館内を散策したり写真を撮とることが出来た。



小生も大広間から流れてくるジムノペディを聴きながらGX100のシャッターをきっていた。

この後懇親会があり、盛況だったテイファニー展を担当された学芸員の方から、その企画準備から実施までの裏話を聞くことが出来た。セキュリティに関して大変苦労されたようである。
しかしあのイエロー・ダイヤモンドの展示台そのものが金庫になっていたとは!!

今秋に企画されている展覧会も期待がもてそうだ。

P.S.
ここ数日、GX100"道楽"にはまっています。
ロードスター"道楽"に通ずると思います。(笑)

サティ弾きの休日
島田璃里,サティ
ソニー・ミュージックジャパンインターナショナル

このアイテムの詳細を見る

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月、金星、ロードスター そして 夜明け前

2008-01-05 05:24:14 | ロードスター
昨日(1/4)朝3時に起きてロードスタークラブ仲間と箱根大観山に日の出を視にいった。
小生が大観山駐車場に着いた時はまだ真っ暗。
ロードスターをガラガラの駐車場に停めて夜明け前の空を撮った。
ロードスター、月齢25の月、そしてロードスターの上に微かに金星が写っている。(午前6時20分撮影:日の出は6時51分頃)

今年の天文"道"、ロードスター"道"は実り多きものになるだろうか?
諸先輩に頭を下げて指導を請うのみである。

「友よ、夜明けは近いぞ!」(笑)

P.S.
RICOH Caplio GX100 で撮影。
GX100、自分好みのセッティングにする為、いろいろといじくりまわすのが楽しいカメラ。
遊んでいます。



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RICOH Caplio GX100

2008-01-03 05:38:54 | 星望★雨読


10年位前に購入したオリンパスのコンパクトデジカメが怪しくなってきたのでRICOH Caplio GX100を購入しました。
イャアー、その性能の凄さにビックリ!
機種選定動機は
① ビュー・ファインダーが付いていること
  直射日光下で撮影することが多いので便利
② 1:1サイズのフレームを選べる
  ブログに載せる映像は1:1が良いかも?
③ モノクロモードが使える
  フィルムでのモノクロ撮影は本当贅沢な趣味になってしまったのでは?
④ 1cmまで接写出来る
  「苔とあるく」の著者 田中美穂さんもご愛用?
  まだ苔は撮っていないけど・・・

購入してから便利だとおもったこと
① 専用バッテリー以外に単4乾電池も使用できる
② USBケーブルで直接パソコンに繋げ外部メモリーのようにアクセスできる
③ 自分好みの設定を2種類、メインモード以外にセットできる
  小生の場合は1:1フレームでカラーとB/Wをセットしてある
  切り替えはモードスイッチで簡単に切り替えられる
などなど・・・
こんなことは最近のデジカメでは当たり前なのかもしれませんが小生はビックリ!
その他、機能が多すぎて勉強中です。
でもすべての機能は使いきれないよな。



モノクロモードは自分の出したいグラデーションを出せるまで、相当使い込みが必要なようです。
勉強します。

ライツミノルタCLは純粋散歩カメラ、GX100は隠居日記カメラかな?
(小石川後楽園で撮影)
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