週末、ぐんま天文台で開催された「天文学校」前半に参加してきた。
「天文学校」に参加するのは今年で3回目。毎回実習を通じての学習は観測天文学の世界を知る上で大変勉強になる。
今回は「変光星の光度曲線を調べる~相対測光の基本的な考え方~」
天候が良ければ変光星を時系列に撮像するはずだったが、生憎の天候のため、事前に撮像された変光星のサンプルデータを使用してデータ処理の実習をおこなった。
以下メモ書き
sample data AM Leo (しし座AM星:おおぐま座W星型食変光星(EW))
exp=20sec
interval:60sec=1min
time 23:33-27:33(obj)
total 240frame
FILTER open
telescope 観察用2号機 (E250)
CCD BT-211E
temp -30℃ (const)
(AM Leo:by ALADiN)
1:マカリを使用して撮像データを一次処理(ダーク、フラット補正)
(昨年の天文学校で処理手順は教わっているが、すでに忘れている!?)
2:大気補正処理:緑2重線の内側の部分(sky部)の測定値をobject部の測定値から差し引く
3:データ集計
下は4時間分(240flame)のデータを受講者12名で手分けして補正作業後、受講者の方が集計してくれたグラフ。
変光星カタログを持った極小時刻予想プログラムによると24時45分極小と予想されていた。横軸0flameが23:33だから72flameが24:45となる。
小生が処理したのは200-219flame。大分移動が激しいが観測当日の同時刻頃、他望遠鏡での観測記録によると天候の変動があった模様。
「天文学校」後半は、天候が良ければグループに分かれて予定した変光星の時系列撮像を行う。
その後近傍の変光星でない近似のスペクトル型の比較星と比較測定処理の実習をする予定。
P.S.
参加者のなかに小生と同じように、放送大学で天文学を学んでいる方がおられ嬉しかった。別系学科を卒業するまで9年もかかったとのこと。
焦らずのんびり継続することが大事と再確認した次第。
2006天文学校
2005天文学校
「天文学校」に参加するのは今年で3回目。毎回実習を通じての学習は観測天文学の世界を知る上で大変勉強になる。
今回は「変光星の光度曲線を調べる~相対測光の基本的な考え方~」
天候が良ければ変光星を時系列に撮像するはずだったが、生憎の天候のため、事前に撮像された変光星のサンプルデータを使用してデータ処理の実習をおこなった。
以下メモ書き
sample data AM Leo (しし座AM星:おおぐま座W星型食変光星(EW))
exp=20sec
interval:60sec=1min
time 23:33-27:33(obj)
total 240frame
FILTER open
telescope 観察用2号機 (E250)
CCD BT-211E
temp -30℃ (const)
(AM Leo:by ALADiN)
1:マカリを使用して撮像データを一次処理(ダーク、フラット補正)
(昨年の天文学校で処理手順は教わっているが、すでに忘れている!?)
2:大気補正処理:緑2重線の内側の部分(sky部)の測定値をobject部の測定値から差し引く
3:データ集計
下は4時間分(240flame)のデータを受講者12名で手分けして補正作業後、受講者の方が集計してくれたグラフ。
変光星カタログを持った極小時刻予想プログラムによると24時45分極小と予想されていた。横軸0flameが23:33だから72flameが24:45となる。
小生が処理したのは200-219flame。大分移動が激しいが観測当日の同時刻頃、他望遠鏡での観測記録によると天候の変動があった模様。
「天文学校」後半は、天候が良ければグループに分かれて予定した変光星の時系列撮像を行う。
その後近傍の変光星でない近似のスペクトル型の比較星と比較測定処理の実習をする予定。
P.S.
参加者のなかに小生と同じように、放送大学で天文学を学んでいる方がおられ嬉しかった。別系学科を卒業するまで9年もかかったとのこと。
焦らずのんびり継続することが大事と再確認した次第。
2006天文学校
2005天文学校