視人庵BLOG

古希(70歳)を迎えました。"星望雨読"を目指しています。
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皆既日食のネット中継

2006-03-30 15:30:02 | 天文関係
昨夜、ぐんま天文台の「インターネットで皆既日食を観察しよう」にいってきました。
参加者は50人くらいでしょうか?春休みのせいか子供達も多いです。
会場は正面のスクリーンにライブエクリプスのハイビジョン映像があり、左側に国内4会場とトルコのアドラサンの観測地とを結ぶTV会議の画面が映しだされています。



TV会議の画面です。
左上が和歌山大学、右上がぐんま天文台、右下が広島市こども文化科学館かな?そして左下がトルコの観測現場の映像です。



トルコは皆既日食になる時間が19時53分くらいで、それまで太陽が欠けていくのを見ながら、各会場からの質問に現地にいらっしゃる日江井先生が対応していらっしゃいました。
ところがこの映像くらいに太陽が欠けたとき、突然インターネット回線が中断してしまいました。
中継会場で「どうしたどうした」と言っている間に、TV会議のスピーカーからは現地で皆既日食に立ち会っている人達の歓声が流れてきました。
会場内は落胆の声があがってきました。


そこに現地のスタッフが、TV会議用のWEBカメラを太陽にむけて捉えたコロナの映像が流れてきました。
これが映った時、さすがに会場内も歓声があがりました。


皆既日食後、ライブエクリプスとは別回線で送られてきた収録映像です。
ダイヤモンドリングをはっきり見ることができました。


最後にまた会場とTV会議で質問の回答が返ってきました。
小生が質問した「肉眼で横に伸びたコロナの翼は太陽の直径の何倍くらいまで見えるか?」の質問に対しては「3倍くらいまで見えた」という答えが返ってきました。
日江井先生、ありがとうございました。CCDカメラのライブ映像ではそんなに長くはみえませんでした。人間の眼はやはり凄いです。

ライブ中継は上手くいきませんでしたが、現地と同じ時間(映像が送られてくるのに30秒くらいかかるが)を共有できるライブの緊張感はとても素敵でした!

NASA TVでは素晴らしい動画像がたのしめます。ご覧あれ!
プロミネンスもみえますよ!


T.B.をいただいたREALITY BITESさんのブログです。

>世界の各地で皆既日食の時にトランスとかテクノが流れる
野外パーティーやレイブが開催されるからなんですよ。

皆既日食のとき、レイブが開催されるというコメントを読んで、古事記に書かれている天岩戸の話を思い出しました。
皆既日食に対する畏怖感は昔も今もかわらないようですね。







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