一九六〇年、青年と拳銃片岡 義男毎日新聞社このアイテムの詳細を見る |
なんとも奇妙な魅力を持った本である。
日本のジェームス・ディーンといわれた赤木圭一郎の主演した日活の「拳銃無頼帖」シリーズ全4作品「抜き打ちの竜」「電光石火の男」「不敵に笑う男」「明日なき男」を、著者(片岡義男)の私的な同時代史的感情を吐露しながら、各作品のストーリーを読み解いていく作業が書かれている。
各作品のあらすじを述べているようで、著者によって新たに"創造"された
「どこにもない町で何者でもない彼」
が主演する映画「抜き打ちの竜」「電光石火の男」「不敵に笑う男」「明日なき男」の"宣伝文"。
これら4作品を過去に視た事がない人は、これからも視ないほうがいいと思う。(笑)
俺(視人庵住人)には「霧笛が俺を呼んでいる」があるのみ。
P.S.
この本を買った地元の本屋。最近リニューアルされたら、このように気楽に本をとって視れるようになっていた。マァー、最新刊コーナーのみだが。
拳銃無頼帖 抜き打ちの竜日活このアイテムの詳細を見る |
拳銃無頼帖 電光石火の男日活このアイテムの詳細を見る |
拳銃無頼帖 不敵に笑う男日活このアイテムの詳細を見る |
拳銃無頼帖・明日なき男〈ワイド〉パイオニアLDCこのアイテムの詳細を見る |
霧笛が俺を呼んでいる日活このアイテムの詳細を見る |