水星を視る！

５月下旬から６月上旬まで内惑星の水星が日没後の西空で視易い位置にある。
アストロノミー・パブの常連メンバーに声をかけ、地元の区施設の屋上を開放してもらって水星観望会を昨晩おこなった。
日没(18時52分）すこし前に参加者集合。事務所で双眼鏡を貸していただき、ご好意で照明用ライトも消していただいた。
19時ちょっと前に屋上に上がって西空を観ると、すでに金星は見えている。これは幸先良いぞと思って目標の水星の方向高度を視るが低く雲がかかっている。それよりまだ空が結構あかるい。水星は1等星くらいの明るさなので双眼鏡で視るがよく解らない？
19時15分過ぎくらいかな？誰かが天頂付近に星を発見、うしかい座のアークトゥルス（０．２等）だ。土星も見えていいはずと思って、その方向角度を探すが見当たらず。そのうち参加者のひとりが、なにか水星らしきものが雲間に見えたと報告。一斉に双眼鏡、眼視で視るがはっきりせず。19時30分すぎに土星をやっと発見。土星、金星を結んだ線上を捜せば水星は見えるはずと思ってさらに捜すと見えた！でも光は弱い。それも薄い雲の移動にさえぎられて見えたり見えなかったり。
19時45分頃、参加者全員が水星を確認出来たので屋上を撤収しようとして、ふと東の空を見ると低く木星が見えている。日没後１時間たらずで水星、金星、土星、木星の４惑星を確認することができた。
参加された方と駅前の居酒屋で飲んだビールは最高だった！



P.S.
参加されていた若い人には見えていた北斗七星がよく確認できない！！
明暗の視覚が確実に衰えている！白内障が進行しているのか？
歳をとるのはやだよなあ（泣）