視人庵BLOG

古希(70歳)を迎えました。"星望雨読"を目指しています。
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昨夜は「中秋の名月」

2005-09-19 10:33:17 | 天文関係
小生とT氏は群馬県子持村の「ぐんま天文台」で「お月見」しました。
実は前回の観望の時、次回の予約を昨夜にしてきたのですが、
その時はまさか当日が満月とは気がつかないで帰宅後「しまった!」と思った次第。開き直って月面観望にチャレンジしました。
ぐんま天文台に20時半頃つくと下の駐車場は「中秋の名月」を観賞しにきた親子連れ、アベックの車でいっぱいです。
車を降りて空をみると満月はとても明るく他の星などまったく見えない。付近の山々の稜線も月明かりでよく見えています。
21時半、天文台まで登ると占有観察者は我々と、観察Bの親子一組しかいない。
そりゃそうでしょう、これだけ明るけば月以外の観望対象はないよな、完全なスケジュールミスです。
今回はT氏の提案で月の直接焦点撮影を試みました。
望遠鏡は口径10cm、焦点距離100cmですからF値は10です。35mmのネガ上では1cm位の大きさでしょうか?露出の設定が要です。
T氏は露出時間を変えて何枚も撮影していました。
小生、久しぶりに月面観望をしましたが、明るすぎて眼がとても疲れます。
月面観望も半月頃の月の山に影が出ている頃が一番良いようです。
そのあと火星を観望、来月末が再接近ですので、前回よりはだいぶ大きく見えますが、極冠の確認まではできませんでした。
午前1時過ぎ、写真撮影も終わり撤収にはいりましたが、ふと気がつくと観察Bの望遠鏡が稼動していない。聞いてみると湿度が高くてドームを開けられないのだそうです。
外はけっこう涼しくてウインドブレーカーをはおっていましたが、鏡筒は夜露でぬれていました。肌で感じる以上に湿度は高いようです。
次回は10月上旬の上弦の月頃を選んで予約希望を入れて下山しました。
下山してみると夜露で車はびっしょり濡れていました。

Tさん、お疲れ様でした。写真楽しみにしています。
(本当はストロボを使って写真を撮ってはいけません



コメント (2)
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