外教生活 in 中国山東省濰坊-淄博-泰安-済南 & 北京

~旧タイトル:日本語教師LIFE~

ゴミの意識

2019年11月21日 | 日記

11月21日(木) 曇り

昨日しっかり休んで葛根湯を服用したおかげか、体力が回復して
きました。

さて、昨日1年1組の授業である試みをしました。
「ゴミ」に対する意識付けです。
一人一人が自分の持ち物を処理すれば、教室はより綺麗になる。

私は泰安の頃から授業開始15~20分前に教室入りして
PCのセットアップを行っています。
この学校に来てから、教室に散乱するゴミがどうしても気になり
PCをセットアップした後の時間を掃除に充て始めました。
もうかれこれ1か月は経つでしょうか。

昨日は早めに来た学生が「私がやります」
と私から箒を取り上げましたが、私は余っていた箒を取り一緒に
掃きました。

一通り掃き終えた後で、黒板にメッセージを書きました。
教師が掃除をするなんて大学では考えられないかもしれませんが
私自身が掃除をしている理由です。

その後、ごみに対する意識をPCに中国語で書き、それを
学生に添削してもらいました。

「教室のあまりの汚さに驚いています。
 ゴミ箱から生まれるもの、何だか分かりますか?
 虫ですよね、トイレみたいな。
 ある人が自らいる場所にゴミを捨てるという行為は
 その人が自らを虫にしているようなものです。
 清潔な場所から生まれるものは何でしょう?
 花や草や木ですね。
 とても美しく、人に良い影響を与えます。
 あなたはどちらになりたいですか?」

学生に添削してもらったのは後でSNSに投稿するためです。

そして部屋に戻ったあと、あと一言が欲しいと考えて
この言葉を思いつきました。

"I put my garbage into dustbox by myself or
bring them home.
I want to keep my work place clean.
How about you? "

「私はゴミをゴミ箱に捨てるか持ち帰ります。
 自分が働く場所は綺麗に保ちたいですね。
 あなたはどうですか?」

敢えて英語で書いたのは他の外教の目にも触れる可能性があると
思ったものです。
日本人なら今や『あ・た・り・ま・え』になった意識です。
外国人も日本人の行為に驚愕し感動しているわけです。

これを微信とQQに掲載したところ、微信は大したこと
なかったのですが、QQでは大反響を呼びました。
なんと、私が授業を担当する1・2年生から38人が
转发(シェア・拡散)したのです。
「私もやる!」「今から始めよう!」
「これは俺たち学生のやることだ!」
「わが祖国中国のために始めよう!」

予想以上の反響でした。

おそらく、同じように考えていた学生が多いのでしょう。
しかし一人で行動するには勇気がいる。
そこに新しく来た外教が劇薬を振りまいた。

学生の熱い心がいつまで続くか分かりませんが
この意識がじわじわと広がってくれることを
期待しています。

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野党と朝鮮メディアが朝鮮以上に朝鮮化しているような。。。
『立民は朝鮮より出でて朝鮮より鮮脳なり』

 

 

コメント
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