外教生活 in 中国山東省濰坊-淄博-泰安-済南 & 北京

~旧タイトル:日本語教師LIFE~

急遽延泊

2013年09月21日 | 日記
9月21日(土) 晴れ

朝から夏真っ盛りと思えるような暑さでした。

通常ホテルに宿泊した時はホテルのバイキングで朝食を取るのですが、芳の誘いで
彼女らの学校の学食でご馳走になりました。
「先生、曲阜にいつまでいられるの?」と尋ねられ、夕方の新幹線で帰ることを伝えると
「早すぎる。明日授業があるの?」と問い詰められ、そのまま延泊、チケット変更を
しました。
実際私は月曜日の授業がないので、時間に余裕があるのですが、宿泊代を彼女が払うと
言って聞かないもので、とりあえず一泊にしておいたのです。
ただ、ホテルの手配をしてくれたのは彼女なので、分かっていたはずなんですが・・。

午前中にホテルを変える手配をし、新幹線駅まで行って払い戻しと新規チケットを購入し
さて、午後は何をしようかとかなり思案しました。
孔子廟は昨年観光して、二度来る所ではないと分かりましたし、他の観光名所は市外に
なると昨日乗った白タクのおじさんに言われて困っておりました。
そこで雪の提案で孔子廟の近くにある商店街に行きましたら、さすが女の子たちです。
あっちの店こっちの店に入って、時間はあっという間に過ぎていきました。
そんな中、芳が「何か欲しいものはありますか?」というので、これなんかいいねと
返事しましたら、なんとそれを彼女が買ってくれるのですね。
これまで宿泊代から食費まで全部出してくれているのだから、これは自分で払うというと
涙目になって「いいから私が払う」と言って聞かないのです。

昨年末から数回彼女の涙目と涙を見て来ているので、なかなか反論できない私です。

夜になり、こちらの学校の規程で3年生ながら夜の自習があり、学生たちは皆教室に
入っていったのですが、芳は途中で抜け出し、私がホテルに帰るまでしばし校内を散歩
しました。

「次はいつ会えますか」と尋ねられ、いつ会えるか分からないけれど、今は日本ではなく
同じ山東省にいるのだし、会おうと思えば新幹線で1時間半だから、寂しくないよね、と
話しましたら、「次は私が会いに行く」と。
そこまで私と会うことを楽しみにしてくれていた事はとても有難いことではあります。

編入試験受験の選択肢を選ばせ、試験合格後も進学するか否かを迷っていた彼女に強く
進学を勧めたのは私なので、彼女が卒業するまで叱咤激励する責任があると思っています。

彼女たちの成長もまた私の楽しみの一つですから。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする