外教生活 in 中国山東省濰坊-淄博-泰安-済南 & 北京

~旧タイトル:日本語教師LIFE~

別れと感謝

2013年09月22日 | 日記
9月22日(日) 晴れ

濰坊の学校もそうだったのですが、曲阜の学校でも長期休暇に入ると週末に振替授業が
あるそうで、今朝は4人とも授業があったのですが、芳は1人違うクラスに編成されており
今日の授業は1時間のみのビデオ鑑賞だからという理由で休暇申請を取ってしまいました。
濰坊での在学中にほぼ休んだ記憶が無いため、尋ねてみましたら、小中校通じて休暇申請を
したのは今回が初めてだと。
嗜めるべきところかもしれませんが、状況が状況だけに見送ってくれることへの感謝を
伝えることしかできませんでした。

新幹線が12時半のため、ちょっと早めの食事を取り、新幹線駅へ。
こちらの駅は構内の待合室が乗客専用の為、見送りの人間は基本的に入れません。
日本の入場券のようなものがあるという話を聞いたことはあるのですが、乗客の
乗車する列車が新幹線の場合は許可されないようです。
建物の外でしばし会話をし、30分前に待合室に入り、先にタクシーに乗って学校へ戻る
よう伝えたのですが、私が列車に乗るまではここにいるとその場を動きません。
待合室に向かう通路と待合室を隔てるガラス越しに待合室の中を眺める彼女を見ながら、
早く入ったことを後悔しました。

改札が始まる頃に再度ガラスに向かって手を振り、改札を抜けました。

列車が出発したことをメールで告げると漸くタクシーに乗ったようで、途中で学校に到着
したという返信が届きました。

この三日間、食事や移動交通費はほぼ彼女たちが出してくれました。
しかもお土産まで持たせてくれて・・。
「ありがとう」を何度言っても足りないほど感謝の気持ちに溢れていますが
それ以上に彼女たちと関われたこと、そういう仕事をさせて貰っていることに幸せを感じ
感謝するひと時でした。
コメント
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