外教生活 in 中国山東省濰坊-淄博-泰安-済南&北京=>故郷へ

北京五輪の翌年(2009年)からの外教(外国籍教師)生活と地元での留学生との触れ合いを綴っています。

受験申込みと連絡無しの遅刻

2012年03月19日 | 日記
3月19日(月) 雪のち晴れそして曇り

朝から不思議な天気でした。6時には0度ながら風がほとんどなく、昨日よりは随分暖かく
感じたのですが、維坊学院に向かう9時頃には小雪が舞い風が吹き始めちょっとした吹雪
状態に。しかし昼前にはすっかり晴天に。
明日から最高気温が10度を超えるようなので春分前に最後の雪と願いたいところです。

中国語の授業、先生の都合で今週だけ月と火の授業が入れ替わり、午前中は維坊学院、
午後は自分の授業と慌しい週明けになりました。実は今日、7月に開催される日本語能力試験
2級の申込日となっており、クラスの大部分はちょうど私の授業が始まる時間に申し込み開始
となるため、休講にしても良かったのですが、1級受験者は既に申し込みが終わっているので
例え少数でも仕事は仕事として授業をせねばと、維坊学院の授業は途中休憩の時に中座した
のですね。

ただ、どれだけ少数になるかも分からず授業らしい授業になるとも思えなかったので、
ビデオを用意してその鑑賞だけと決め込んでおきました。

そうしましたら、時間が始まって教室にいたのは私の授業を聴講している英語学校の先生
ただ一人。10分経っても遅刻者さえいない。
まさか、申込みを口実を休んでいるのかと思い、1級受験予定の雪ともう一人の学生に
メールを送りましたら、案の定友達の申込みを手伝っているという返事。
確かに今回は12月に受験しなかった学生がこぞって受験するので初受験の子が多いにしろ
残りの学生が全員出払うのもどうか。しかも一切の連絡も無しに。
唯一事前に遅れることを連絡してきたのは芳だけ。彼女には授業の時間は気にしないように
伝えておきました。

7月の2級試験は前回の試験日に体調を崩して回避した学生が改めて受験するのですが、
実力で言えば、そのレベルにある子。懸念材料としては前回と同じく彼女の答案を見て、
全く実力の無い子が合格してしまうのではないかということ。
前回のカンニング問題で雪の答案を見た学生がそろって合格したのですが、一つ疑問に
思っていたのが、聴解の時間に答案を見る時間があるのか、ということ。
それも芳が解説してくれました。
雪の横の席が同じクラスの学生で、その子は一切音声を聞かず、ひたすら雪の答案を見て
それを携帯電話で他の学生に送っていたのだそうです。
それを実行した学生も大したものですが、彼女が携帯電話を使用しているのを発見できない、
いや発見しようともしなかった監督官はどうしようもない。

カンニングや替え玉受験は日常茶飯事のように行われており、芳が言うには、中国で本当の
証明書はとても少ないと。
日本なら冗談として聞き流すところですが、こちらでは市場で売られているブランド物同様
偽者が多いのですよね。

コメント
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